冬が大嫌いな私。ここ数日の暖かさは年末のボーナスみたいなものかな?そして明日からは本格的な寒波襲来予想。余計に堪えそう。
ここ数週間は百人一首にはまっている私。今日で1/3ほど到達。これ、凄く楽しい。
で、私の冬嫌いが少し変わるかもしれない感覚。
百人一首は季節の趣を詠んだ物も多い。そう、様々な季節の感じ方、時代は変わろうと今も変わらない日本人の 心。
そして、その中にはもちろん冬を詠んだ物も多く載せられている。そういうものに触れることで、詠み人の気持ちがなんだか伝わる気がする。
山里は冬ぞ寂しさまさりける
人目も草もかれぬと思えば
28番源宗之の歌。冬の寒さと自身の不遇な境遇を掛け合わせて詠んだものと思われるが、こういう嘆きの歌も特に私にはマッチするのかも。
6番の大伴家持は冬霜の美しさを歌った歌があるが、これは天の川の白い美しさを冬の霜に見立てた夏の歌の説があり、私もそちらの趣が好き。
流石にそれ以外でも冬を喜ぶ歌は少ないように感じる。冬は嘆く、堪える、悲しむ、そんなのが多いのかな?
そんな季節をウキウキしたいなんて考えてた私の方がどうかしていたんだろうね。
やはり先人たちから学ぶことは多いな。
さて、明日からの寒波に備えて準備しますか?