また趣味が増えてしまった。
それは百人一首。先日100均で見つけた百人一首のかるた、これが面白い。
今日で25首、作者も含めて覚えた。やっぱり作者の生涯や時代背景、様々な逸話と合わせて読んでいけば凄く楽しい。
百人一首は番号が振られていて概ね時代年表とマッチする。なので番号でどの時代辺りの人か判断できる。
小野小町や在原業平のような恋多きロマンス人もいれば歌以外は生年も没年も不詳とか言う人もいる。更には存在自体が危ぶまれる人も。加えて本来は詠み人知らずだった歌が百人一首では別の詠み人の名前になっていたり。
特に有名なのが1番の天智天皇の歌。万葉集で詠み人知らずの歌が百人一首で天智天皇作となっている。そして内容は農民の苦労を詠んだもの。かなり無理がある。
しかしそれらもまた楽しみの一つ。撰者の藤原定家は何かの意図を持って詠み人を宛てたとも考えられている。その辺りを推察していくのもいとたのし。
古文法と歴史を同時に学べるこんな遊びなかなかないよ。一度目を通してみては?