ゴルフのショートパットで正確にパットをコントロールできなくなるイプス。これが最近では他のスポーツでも使われる言葉になっている。そしてその代表例が野球の送球。長い距離のキャッチボールはできるのに距離が縮まると途端にコントロールが悪くなる、そんな人が多く存在する。
私もその一人でゆっくりと改善傾向にはあったが長年苦しんできた。改善傾向にあったとはいえ距離が縮まるとコントロール重視で強く腕を振れない、という状態に陥っていた。
それがここのところ自身でも目が覚めるほど驚異的に改善。やっとコツがつかめた。
コツをつかむ経緯は長くなるのでカット。結果的には手首の使い方の改善だった。
イプスはメンタル面に原因が大きいと言われやすいが私の場合は身体の使い方、つまりメンタルではなくフィジカルに問題があったみたい。
あと、投球は数をこなすと握力が弱まる一般的に言われるが、私はそう言う経験が皆無だった。しかし今回のイプス改善の投げ方で投げると次第に握力が弱まってくるのが感じられた。つまり、これまではボールを投げる際に握力をうまく使えなかったのだろう。
まだ身体に染みつくほど投げ込みができていないのでばらつきはあるが、確実に前より腕が振れるようになったし、腕を振る恐怖が軽減した。かつ腕をしっかり振れたときの方がコントロールがしやすいと感じだした。
年齢的には体力強化が大きく見込めなくなりつつあるが、技術面の改善でカバーできることも少なくないはず。長い時間を要したがイプス改善でこれまでよりも野球が面白く、更に好きになれそう。
次は浮き沈みが激しく、毎週毎にフォームが変わる左打撃の改善に取り組んで行こう!