発達障害者の悩みの代表例が人間関係での困り事。これで悩んでいない人はおそらく皆無と思われるほど。
では発達障害を持たない多くの人たちは人間関係で悩むことはないのか?私が知る限り圧倒的に多くの人たちが人間関係で悩んでいるように思える。特に職場での人間関係。
で、人間関係を改善できるようになりたいとかコミュニケーションスキルを向上させたいと多くの人が考えていると思われる。
因みに私自身も過去には多く悩んだが今はほとんど悩まない。
かと言って人間関係構築が上手な訳でも無ければコミュニケーションスキルが高い訳でも無い。
では そんな私が悩まない理由は何処に存在するのか?その辺りについてお話しします。
過去は私も人並みに漏れず人間関係改善のために多くの書物に目を通し学んだ。何かしらスキルが高まって人間関係が幾分改善されることもあったが更に悩みが増えることも多かった。
そもそも人間関係構築が上手な人やコミュニケーションスキルが高い人は人間関係で悩むことはないのか?私自身の経験ではできるようになればなるほど悩みが深まっていったような気がする。
そこで、私自身の人間関係に対する受け止め方を変えてみた。そもそも人間関係に不満を持たない人は関係改善やスキル向上など必要としない。私自身現状を受け入れて私の受け止め方を変えてみるようにしてみた。
私を嫌う人がいても仕方ない。私を疎む人がいることも容認する。会話が弾まないことを受け入れる。そんな風に現状を受け入れるようにしてみた。すると時間は幾分かかったが人間関係で悩むことがほぼなくなった。同時にストレスも感じにくくなった。
そもそも他人の行動や考え方など変えられるものではない。そんなものに悩み疲弊するのって無駄じゃないかな。そしてそういうものに疲弊し易い人は他人に利用されやすくもなる。利用されやすいことに悩み出せば無限ループに陥る。そしてフリーズ。そんな展開にはまっていないだろうか?
現状を受け入れることは確かに容易ではないだろう。私も随分時間をかけた。が、一旦受け入れができると好循環のループが生まれやすい。少しで良いから現状を改善するのではなく受け入れることを考えてみてはいかがでしょう?