やっと私の海開き。火曜日の昼、出勤前に二色浜。


曇り空ながら湿気混じりの夏の香り、汐も低めでうねりも少なそう。で、早速入水するも水が冷たい。少し沖に歩いて行くと海底には温かい汐。沖に行くほど温かい汐が上がってくる。これなら泳げる。一応全身ラッシュガード防備で泳ぎ出す。


こりゃアカンわ!赤褐色の濁った水。透明度1m程度。ここまでひどいのは初めて。まあこんな時もあるか?仕方ない。


とりあえず沖の消波ブロックまで泳いでみる。最近取り入れだした省エネクロールは海の上でも快調。全然疲れない。


消波ブロック辺りで仰向けに。波に漂いながらお昼寝。おそらく私の人生最高の至福の時間がこれ。 子供の頃、地理の教科書でみた 死海でまるでハンモックに揺られるかの如く水面でくつろぐ人たち。それと同じような感覚。


間違いなく去年より体幹が強くなっているみたいで完全に脱力したまま水平に背浮きができる。手も伸ばさなくても。


その後伏し浮きの練習もしたが、海水だと伏し浮きでも水平にキープするのが楽。これくらい楽だとシュノーケリングもこれまで以上に楽になりそう。


で、二色浜のミラクルはここから。


濁りが強く晴れ間も覗かないので体温低下 しないように一旦休憩。浜に上がるとやはり寒い。そうしている間にだんだんに晴れ間が。出勤時間も近くなってきたのでもう一度泳いで去ろうかと海に入って驚き。


透明度が完全に回復している。浜から見ていて潮目のできかたがあまり見ないパターンだなとは思ってたけど、やはり潮が入れ替わったみたい。泳いでいると時折さっきのような濁った潮。きっと潮目の場所なんだろう。


釣りをしていると潮目が気になる。でも、その潮目を越えて泳ぐと透明度も水温も水質もこんなに違うのかと驚くほどの経験。そう言えば去年は垂直に水が分離する汐目も見れた。


今回は夏気分で泳げなかったけど、理科の体験観察みたいな感じでこれはこれで凄く満足な一日だった。海自体が生きているって実感持てそうな。


偉大なる海に遊んで貰った楽しいひとときでした。