この6月から一つ役職が増えた。仕事じゃないけど。それは軟式野球リーグのチームマネージャー。


このリーグ、年間32ゲームを戦うなかなかの試合数。独立リーグ並み。そしてリーグ戦ならではのフランチャイズゲームとビジターゲームがあって、球場手配や審判の手配、グランド整備やボールの手配もフランチャイズ側が行う。


もちろんリーグ事務局も存在し、選手登録やルール改正なども事務局を通して行う。ホンマに本格的なリーグ。


で、リーグ事務局と各々のチームを繋ぐ担当者が存在する。で、私が担当することになったのがこの係。他チームは監督やチーム代表が兼務しているところもある。私のチームはいろいろと訳があって代表と監督以外が担当することになった経緯があったりもする。


今年は梅雨入りが早めで既に数試合が延期に。試合の可否連絡も仕事だが、延期日程調整が手間がかかる。結構真剣に取り組んでいるので各チームの思惑や中には 犬猿的な人間関係もあったりもする。


これらが嫌というほど煩わしい。私自身が新米なこともあって裁量権がほとんどないのであっちとこっちと話しをすり合わせてお伺いを立てて、なんてのが終わらない。


中にはそういう私を気づかって励ましてくれたりする人も多くてそれはそれでありがたいものだが。


チームの多くには発達障害のことを話していないが、なんでよりによって人間関係が不得手な私がしないといけないのか?トホホ。


ただ、よかったこともある。自助会を経験して、こう言うのに慣れてきた気がする。煩わしくてもすべきことはする。煩わしくないものなんてきっと存在しない。とかいろいろと考えられるようになった。


そしてもう一つ。


これまでこのリーグで2シーズンプレーさせて貰ったけど、一つ一つの試合を成立させるために裏側でこういう努力を重ねてくれる人がいることを知らなかった。ただ試合に出て自分の結果にのみ一喜一憂していた私だった。 今は自身の出場やチームの勝敗以上に試合が成立すること、順調に試合が消化すること、リーグ日程を終えられることがありがたく感じられる。


また、今回の経験からチーム自体の運営に尽力されている人たちの働きも幾分見えだした。私自身はリーグとのやり取りだけでチームの運営には関わっていない。まずチームあってのリーグ戦。チームの運営者の努力なしにリーグはあり得ない。


私はこれまでこう言うところをほとんど経験せずに来ただけで、どの社会にだってこういう縁の下の力持ちはいるんだろうね。


改めてこれまで見逃してきたことへ感謝すべきと自身を戒めております。