昨日仕事終わりで葛城山ヒルクライム&キャンプ目指して行ってきました。


ただこれが問題ありありで結局夜中に帰ってくる結果に。


昨夜のドタバタをお話しします。


GWは和泉山脈を越えて中紀まで、その後は鍋谷峠、なんとなく和泉山脈に慣れてきたのがことの発端。次はやっぱり和泉葛城山に行ってみたくなった。これまで何度も単車で行って厳しさは判ってたつもりだが、ここの所の調子の良さで舐めてしまってた。


今回は岸和田塔原ルートで行ってみたが私の足には厳し過ぎた。所々の急斜面の厳しさで太腿がパンパンに。後半はほとんど歩いたが、歩きながら両腿表裏、両ふくらはぎが準々に攣っていく。座って休暇しようとしても座る体勢さえ取れない。突っ立ったままだとまた足が痙攣を起こす。


夕方5時に貝塚を出発し食料を買い込んで登頂まで3時間ほど。登頂時にはもう真っ暗。そして手がかじかむほどの寒さ。


取り敢えずテントを張ってシュラフにくるまり食事をとるが更に気温が下がった気がしてくる。ただし、真っ暗な 該当一つない山道を下っていくのも気が引ける。


でも心は直ぐに決まった。寒さに耐えて足が楽になったらゆっくり下山しよう。そう考えている間にもテントの中で何度も足が攣る。


夜9時半ごろ、寒さに耐えかねて下山を決意。気温はおそらく5度以下。寒さで手がかじかんで荷物が片付けられない。そうこうしている間にも身体がどんどん冷えていく。もう無茶苦茶に荷物をまとめて自転車に跨がる。帰りはダウンヒルオンリーで 足の心配は低いがかじかんだ手で常時ブレーキをかけながら降りるのが辛い。真っ暗な道は自転車の灯りだけでは危険過ぎてテント内用に用意していたLEDを手に持って下った。


そうして下山後、蜻蛉池公園にたどり着く。昨夜は冷えて寒かったが山頂と比べると天国状態。何とか死なずに朝を迎えられた。


と言うことで今回は写真も撮れず、更に心残りなのが山頂のノートへの記帳ができなかったこと。葛城山頂の売店跡にノートがあって自転車で登った記念に記帳できる。下山時はノートのことは頭にあったが生死をかけるほど追い込まれていて先を急いだ。恐らくもう自転車で行くことはないかもしれないので人生一度きりの記念を逃した気がする。


そんなこんなで今日も生きてる私。今回も良い経験を 積まして頂きました。ありがとうございます。