さて、少し空いてしまったが GWのバイクツーリング反省会のテント編行きます。
前回の反省会でも述べたとおり今回は荷物が重かった。しかし、テントに関しては当初から減量を試みていて、その点ではある程度の達成感はあった。
それはあるTV番組でヒントを得たワンポールテントを自作するという目標から始まった。結果的には普段使っている一人用ドームテントのフライヤーのみを余ったフレームをポールにして使うという形でトライしてみた。フライヤーだけなのでテント下部に隙間ができるが、これまでの経験から梅雨前は蚊も少ないので大丈夫だろうと判断して挑んだ。
我ながら居住性は悪くなかった。いつもはペグは使わないが、ワンポールだとロープワークが必須なのでペグとロープを余分めに用意。屋外イベント会場設営の仕事も経験しているのでこの辺りはお手の物。
で、初日の夜、和歌山市の浜の宮で野営。この夜はとにかく寒かった。これも想定してはいて、ウインドブレーカーなどが役立ったがそれでも何とか乗り過ごせるのが精一杯。
しかし次の夜、事態は一変。日高港付近でテントを張ったがこの夜はかなり暖かく蚊が多い。身体をシュラフで守り顔には手製のミントスプレーを多量吹き付けるも蚊の襲撃は収まらず、最後はウインドブレーカーを顔にかけて寝た。
そしてこの夜は蚊の襲撃だけで終わらなかった。テントの中で荷物に手を伸ばすと何かヌメッとした感触、慌てて灯りをつけてみてみるとナメクジが入り込んでいる。それも複数匹。こいつら葉っぱよりテントの中の方が好きなんか?これは気持ち悪い。慌てて木の近くからテントを移動。その後はナメさんの侵略からは逃れられた。
最後の夜は海南の小高い丘の上の 芝生で泊まった。過去2日夜の経験を活かして 吟味に吟味を重ねてサイトを選定。蚊の襲撃は諦めるの一手だがナメさんはご遠慮いただきたい。で、結果を述べるとやはり蚊は大量にやってきた。昨夜同様にシュラフとウインドブレーカーで完全防護。一方のナメさんは、やっぱり入ってくるんです。どうも荷物の隙間とかが良いみたいで革製のウエストポーチはお気に入りみたい。
と言う具合な屋外生活でした。
これらの経験から次回以降の自転車での野営ツーリングではやはりインナーメッシュは必須、テントフレームの軽量化は諦めてそれ以外のダイエットを敢行するがベターと判断。
具体的にはストーブと燃料、そしてランタンが重かったのでこれらの見直し。ランタンは既に小さくて軽いものを購入済み。 そしてストーブと燃料もアルコールストーブを新たに手に入れた。因みにどちらもダイソー。これらの見直しだけでテント以外はほぼ重さを感じなくなった。
もう梅雨までに自転車でツーリングできそうな日がなさそうなのが残念だが真夏も行けなくはない。今回の経験から次回はもう一段クオリティ向上できることを願って、今回はおしまい。
最後まで見てくれてあんがとー!