昨日のソフトボールのゲームでやはり走り込み不足がたたって両ハムを傷めてしまった。で、ゲーム途中で交代。試合後半はベンチからの声かけして終えた。
昨日はたまたま監督もいなくてベンチにひとり余ってる状態だったのでベンチの空気づくりをいろいろ経験できた。
いつもプレーしているとベンチ要員は補欠みたいで面白くなかった。でも昨日は全く違った面白さを発見。
ベンチワークってチームの雰囲気を明るくしたり、ポジティブにしたり、そんなのが仕事だと思っていたけど、もっと奥深いものがある。
それは選手への指示。昨日のチームは基本的にノーサインでしてるけど、サインプレー以外にも実はたくさん指示すべきことがある。
攻撃時はバッターへの指示。 ボールカウントやアウトカウント、点数差などを考慮し、1球毎に指示が変わる。狙い球やコースのヤマの張り方とか、本当に細かい。
あと、ランナーへの指示も。相手の守備シフトやゴロゴーかゴロストップかも。攻撃時はランナーコーチボックスからの指示になり、監督の気分。
守備時もひとりベンチからの指示になり、1球毎にピッチャーに声掛けし、守備シフトの指示も。
私自身の声かけが選手を動かしていく。監督ってこういう楽しさがあるのかって初めて知った。
加えて、他人に指示することって凄く頭を使う。野球観が変わるし、そういう指示って自身がプレーしている時に凄く役立つ。
野球やソフトボールはストップしている時間が長い。それだけ頭を使う時間が長く取れるスポーツと言えよう。ただ打つ投げるだけでなく考えることで今まで見えなかったものが見え選択肢が狭まる。その分だけ自身のプレーが楽に確実性も高まる。
以上のことって実は障害者自助活動 と全く同じだったりもする。他人への声かけって自身の視野が広がり思考が深まる。
この自助活動とスポーツの共通性は今まで気づかなかった。
他人への励ましって実は困った時の自身への励ましそのものなんだね。
昨日は怪我のお陰もあって本当に大切なことに気づけた日。本当にありがたい。感謝感謝感謝です。