ドラゴンボールで出てくるサイヤ人。一度死にかけると その後超人的に強くなる人種という設定、あれってサイヤ人だけの話しじゃない気がする。
ここで余談だけど、イベントの仕事で影山ヒロノブさんと仕事してドラゴンボールの主題歌を生で聞かしてもらって打ち上げで少し話しもしたよ。
無駄話しは終わり。
私自身も何度か死にかけたことがあるが、その後の人生が大きく変わった記憶がある。最も危険だったのが高2の夏に部活の合宿で訪れた琵琶湖で溺れたとき。顧問の先生が必死で助けてくれて かろうじて命は取り留めたが、自身ではもう無理だって諦めた。こんなに簡単に諦められるんだって一瞬の出来事だけど冷静に思えた。
今回は命の危険は極めて低いが全身麻酔は仮死状態 近い状態で、これまで何度か経験しているが、覚醒後に神経が研ぎ澄まされていることに気づくことがある。
今回も病室に帰って身体も動かせないので英放送のラジオを聞いていたのだが、少々癖のある訛りの発音も隅々まで聞こえる気がした。一晩経ってもそれが持続しているような感覚。二夜過ぎた今朝はやはり少し鈍った気もするが、それでも以前よりよく聞こえている。
考えてみれば、生死の境の極限状態になると全神経が研ぎ澄まされて生きようとするのは当たり前。
吐き気がしたりもあるかもしれないが、栄養を吸収するエネルギーを節約してそのエネルギーを神経集中に使うと考えると合理的に思えたりもする。
野性的なカンの鋭い人は生まれ持っての才能かもしれないが、生死を賭ける経験値が大きいのかもしれない。
そんな風な観点からもこういった怪我とか病気とか、自身の持っている生命力を呼び起こしてくれる有り難い経験なんだと改めて思えるね。
また、そういったサイヤ人の設定を思いつく鳥山明も同様の経験を積んでいる気もする。
いや、もしかしたら私は地球人でなくサイヤ人だったのかも。まあそうだったとしても魔神ブーとは戦わずに逃げるけどね。
自ら望んで命を賭けろとは言わないが、毎日一所懸命に生きているときっとこういうご褒美が貰えるのだと思うよ。
怪我や病気にもっともっと感謝して生きてみるとあなたもサイヤ人になれるかもね?