発熱には強いとこれまで何度か触れたと思うが、痛さに対する耐久性も私は高いのかも知れない。


今回の骨折も4日経って腫れが引いてから骨が変形していることに気づいて受診。術後もあまり痛まず、全身麻酔後は苦しむ人も多いみたいだけど、私は直ぐに動けた。周りの人たちに制止されたけど。


そう言えば、身体の痛み以上に心の痛みは鈍感なくらい感じなくなってしまった私。人間関係の苦しみとか、前世の悩みみたいな感じ。


でもね、アトピー含めて昔は心も身体も超過敏だったのに。


これには幾つかの理由が考えられるが、最も影響が大きいのが痛みへの受け入れのような気がする。


様々な痛みを経験し、これくらいのことならこれくらいは痛い思いはするだろうなって先に腹を括ってるとそれほど苦しくない。


思っていた以上に痛い思いをすれば、それを今まで経験していない貴重な経験だと 受け止める。すると痛みはあっても有り難みも感じる。


骨が折れたって直せば良いし、片腕が無くなってももう一方があれば有り難いと思う。それ以前に怪我しようが病気を患おうが今生きていることこそ最大の感謝。そんな風に思えるようになってから強くなった気がする。


間違っても自身が強くなったとは思わない。弱い自分を受け入れて、それでも生かされていることに気づけたら心は強くなるのかもしれない。


プロの格闘家のほとんどは弱い自分を知っているからこそ稽古に励めるのだと思う。


今回もまた良い経験一つ積めたのかも。感謝して治療とリハビリに励みます。