発達障害の有無にかかわらず世の中には生き辛さを抱える人は非常に多い。そんな彼らは依存性が高いと前々から伝えてきた。
依存性が高い=自立性が低い
こういうことに気づいている人って意外と少ない。
「自立したいが誰も助けてくれない、社会は間違ってる」、なんて吠える人が多いが、私の耳から脳に伝達される段階で「自立するために依存が必要だ」とトランスレーションされちゃう。
そんな依存性の高い人たちの共通点がある。それは腹を括らないこと。自身で決めたことをやりきる力がない。いや、自身で決めることさえしようとしない人がほとんどかもしれない。
そういう人たちは言わば不安症のようなものかも知れない。先に不安が押し寄せてみその不安から逃げようとするから決断ができなくなるのだろう。
でもね、不安症と言うものさえ不安に依存していると思いませんか?
何かに依存したいから 腹を括らない。腹を括らない理由として不安を言い訳にする。私たちにはそんな風に映る。
腹を括れば良い結果が得られる訳ではない。がしかし、例え悪い結果であれ腹を括って得られた経験は自分自身のもの。その経験を基に何度も繰り返して行けば良い。失敗を恐れて依存をいくら繰り返したって自立するための貴重な経験は得られない。
さあもう年末。新年を迎えるにあたって腹を括ってみては如何でしょう?