最近Youtubeでオフコースを時々聴いている。中学生の時に ラジカセから聞こえてきたあのサウンドへの衝撃、今でも忘れない。


その後、大学でHR,R&R、社会人になってBlues、そこからだんだんとjazzへ、


何か大学生の頃からアド・リヴ と言うものへの憧れが強くなっていったみたい。そう言う意味でロック→ブルース→ジャズって一連の流れなんだろうね。


しかしこれが私の音楽人生を狂わせたのかもしれない。


放送関係の仕事をしていたとき、 CMの音楽制作の依頼が幾つかあった。ラジオのテーマ曲やジングルなども作らせて貰った。1曲だけだけど著作権も持っている。


世の中に溢れる曲は耳馴染みが良いとかメロディーが良いとか、一般の人が覚えやすいものがほとんど。でも当時の私の頭の中にはそう言うウェイトが低かった。耳馴染みの良い曲を少し低く見ていたのかも。ビートルズなんて全く興味がなかった。歌謡曲やポピュラーミュージックは全く私の 生活から排除されていった。


あの頃もっと真剣に音楽と向き合っていたら、そう思うときがなくはない。


最近になって昔聴いていた音楽がお勧め動画にあったりするとふと見れるようになってきた。歌詞の意味やアレンジの構成とか、それぞれに様々な工夫がされていることに気づけ出した。


しかし皮肉なもので、最近ようやくビ・バップのフレーズが思い通りに組み立てられるようになってきた。ビ・バップとは 1940年代から始まったア・ドリヴを中心とした音楽でモダンジャズを作り出した源流でもある。


このビ・バップフレーズに躓いて 20年ほどのブランクに陥っちゃってた。


もう今は音楽はただの遊び。


もっと早くできていればと言う気持ちがないわけではないが、これからの人生は憧れ続けたア・ドリヴをゆっくりと極めていきたいと何となく感じる。