この夏から捕手に挑戦中の私、ピッチャーの球を受けているいるところからある気づきがあった。


ピッチング練習で毎回ピッチャーにボールを返す際に立ち上がって投げていると腰が疲れる。できれば座ったまま返球したいが思うようにボールが投げられない。そんなことから座ったまま投げる練習を時々していた。


練習はグランドだけでなくイメトレやシャドーでもできるので椅子に座りながらのシャドーをしていて気づいたことがある。


それは椅子に座りながらも足の筋肉を使うことでボールに力が伝わりやすいフォームがあるということ。その際は腰もうまく使えている気がする。


古武道研究家の甲野氏の動画で、身体の一部を不自由にすることで必要な身体の部位が有効に動く、というのを見たことがある。


今回は椅子に座ることで腰の回転などが制限されることで足の筋肉を使わざるを得ない状況になったことで足の使い方がわかった気がする。


ということは打撃でも同じことが言えるかもしれない、ということで座りながらバットを振ってみた。やはり足の蹴りがしっかりしないとバットが振れない。これまでは腰の回転で振ろうとしていたが、しっかり足で蹴る方がコンパクトにかつシャープに振れる気がする。


そう言えば昔、テレビ番組の中で横峯さくらが椅子に座ってティーショットを打つ練習を見たことがあったが、同じ理屈のように思えてきた。


で 、今朝、従兄弟に付き合って貰って試してきたところ。まだ始めたばかりだしフォームも安定していないけど、ある一定の手応えは感じれた。これをやり続けたらできそうって。


結論的には投球も打撃も、これまでの私は腰の回転に頼り過ぎていて地面を蹴る力をうまく使えなかったということ。だから コントロールがつかなかったり大振りなスイングにならざるを得なかった。


地面を蹴る力をうまく利用することで不必要な腰の力を抑えて効果的に腰の力も利用しながら投球及び打撃ができるある一定の感覚が理解できた気がする。


もちろん日々の反復練習は必要だし、まだ解っていないことも沢山あるだろうが、一定の道筋が見えたことで大きな励みになる。


この秋はまた別の楽しみが増えちゃった。