昨日で楽しかった夏のバイトが終了。今日はその撤収作業。


何事も夢から覚めたら後片付け、しないとね。


一昨日からは今シーズン最後の週末と言うことで来年もまた会いましょうの合い言葉で多くのお客さんと別れた。私との別れを惜しんでくれるお客さんもいた。来年も絶対に会おうって約束してくれた子供もいた。その約束を果たせるかはわからないが、そんな風に思ってくれるお客さんの存在に心が崩れそうになった。


今シーズンの営業終了後にほんの少しだけ、従業員たちにプールが開放された。最前線に立ちながら私たちを優しく導いてくれた支配人を感謝を込めてプールに投げ込んだ。


私もプールに何度もダイブした。前宙にひねりを加えたり、普段お客さんに注意していることがやりたい放題。スライダーに走り乗りし、普段は中学生以上禁止のバブルヒルからダイブしたり、お気に入りの50mプールでは飛び込みに加えて監視台の上からのスーパーダイブ。夏の終わりの黄昏時にこの夏の最高の思い出作りの同志たちの歓喜の声が響き渡った。


年長者と言う意味合いだけで私もプールに投げ込んで貰った。もうどうとでもなってしまえ、そう思えるほど騒げた。


まさに夢の時間。


そして今日、その夢に別れを告げる撤収作業。一つ一つに宿った思い出と別れを惜しみながらの作業。明日からまた違う人生に向き合うためには必要な別れの儀式。


楽しかった夏への別れと明日からの人生への切り替えのためにしっかりと別れを惜しんできた。


この夏は熱帯魚さんと泳げた以外はほとんどがこのプールとの思い出。二色の浜でのひと夏では感じられなかった達成感のひと夏。


最高の夏だった2022。ありがとう夏。楽しかった浜寺公園。そして最高の仲間たち。


明日からは皆違う道を歩むが、同じ夏の思い出を共有できたことに喜びを感じる。


さあ、明日からはまた違う人生、楽しめるように精進しよう!