自助会などで話題にあがり易いテーマの一つ、『成功体験が少ない』。


福祉職員をしていた時も利用者たちを見ていて、成功体験が多いだろう人とそうでない人たちがくっきりと一線引けるように思えた。


そういったリサーチの中から垣間見えてきたことについて話そうと思う。


成功体験の少ない人たちにとって最も不足しているのは、実は成功体験ではなくむしろ失敗経験のように思える。


成功体験が少ない= 失敗経験が多い、そう思う人は多いのかもしれない。がしかし、成功体験の少ない人たちは失敗を恐れてチャレンジしない人が実に多く感じる。


メディア等で取り上げられる成功者たちのほとんどは失敗に失敗を重ねた後に成功をつかみ取っている場合がほとんど。


このブログでも失敗=経験値のように何度も取り上げているが、チャレンジしなければ経験値を高めることはほぼ不可能。


成功体験の多い人はその数倍もの失敗経験体験を持っている、きっと成功確率はほぼ同じで、成功体験の多い人はチャレンジしている絶対数が圧倒的に多い 、そう考えた方が妥当だと感じませんか?


失敗せずに成功したい、なるべく効率的に失敗せずに成功したい、そういう思いが成功体験の絶対数を制限しているのではないだろうか?


誰だってここ一番で失敗したくない。だからこそ比較的に失敗が許され易い時に失敗を覚悟でチャレンジするように私は心がけている。模擬試験や練習試合でたくさん経験を積むことでここ一番の勝負強さは養われ、成功確率は高まるんじゃないかな?


失敗を恐れて模擬試験や練習試合を経験せずにここ一番で成功しないなんてのは至極当たり前、私にはそう思えるんだけど。成功体験が少ないと嘆く人たちって練習で成功しないのに本番しようとする人が多いなっていつも感じる。きっと苦手なことに向き合えないからなのだと思うけど。


成功体験を増やしたいのだったらもっと積極的に失敗に挑んだ方が良いと思うよ。