右打席で空振り、何かいつもと違う!あ、右ピッチャーなのに右で打ってしてしまってた。なんで間違ったんだろう?


と思った瞬間に目が覚めた。夢を見ていた。


今年から本格的にスイッチヒッティングを始めたので、右ピッチャーの時は左打席で、左ピッチャーの時は右打席で打つのが定石。なのに夢の中ではあり得ないことが起きる。


実はこれが私の閃きのルーティン。


夢の中ってあり得ないことが起きるでしょ。仕事でミスして焦ってたり、大事故になりそうなこととか。


これまで私は野球をしている夢をほとんど見ることがなかった。特にバットを持っているシチュエーションは。


高校生の時は毎日のようにギターを弾いている夢を見た。コードやメロディがごちゃごちゃになったりよくしてた。


運転免許を取得した後は運転中にブレーキが効かなくなったり走ってはいけない道を走ったり、変な夢をよく見た。


そういう経験があるとギターも運転もどんどん上達していったし、様々な気づきがあったり、 アイデアがいろいろでたりした。


これこそが私にとっての閃きのルーティンそのもの。


受験や大きな仕事を任されたりするとその夢がいろいろ出てくるでしょう。そしてそのほとんどは上手く行かなかったり失敗したりの困った夢。


実はこの困った夢が大事なんだと思う。このブログでも困り事が人を成長させる、といった内容を何度も繰り返し投稿してきたが、夢の中での困り事もとても大切なのだと思う。実際に失敗せずにバーチャル的に失敗経験を積めるなんて本当にありがたい。


これまで私が 野球の夢を見なかったのは私がそこまで追い込まれていなかったから、無意識の領域ではそこまで真剣になれていなかったのだと思う。


つまり、うなされる夢は実はありがたいもの。うなされるほどの経験を非現実で経験できるのだから。


フラッシュバックについても同様のことが言えると思う。別の観点からフラッシュバックの大切さを説いてきたが、フラッシュバックから得られる経験は果てしなく大きいし、何度も経験することでどんどん深まっていく。


そんな風に頭が活性化されると閃きのモードに入ってくる。閃きだけでなく、アイデアや対処法の引き出しが増えたり、迅速に対応できたりしだする。


困り事は大切だって何度も言って来たけど、夢の困り事もとても大切なもの。


そんな風に頭を切り替えて見ませんか?周りの景色が全く見違えると思うよ!