私の日課はスポーツ、ジャグリング、音楽、英語学習などなどあるが、上記の中では英語以外に大きな共通点がある。それはあるリズムに合わせて両手両足や指先などを連動させること。上達の速い人はこの連動性が優れていることが多いと思われる。


一方でこの連動性が極めて低い人のグループも存在する。特に発達障害者に多く。これらの人たちは発達性協調運動障害と呼ばれるらしい。


私も小学低学年までは走るのも遅く、鉄棒も苦手でボールもまっすぐ投げられない運動音痴で、加えて絵を書くこと以外不器用で、いつも先生を困らせていた。今の基準だと発達性協調運動障害に当てはまるだろう。


私の場合は軽度だったのかコツコツと繰り返すのが好きな性格が奏功したのか、年齢とともにその度合いが弱まっていった。今では器用と言われることが多いが、今でも私自身の中に協調運動の弱さを感じる。


逆に、今現在、スポーツ、ジャグリング、音楽などで伸び悩んでいる部分は私の協調運動の弱い部分を鍛えることで改善できるのではないかと考えている。


自助会で、生き辛さをぶちまける人たちにとっても有効な手段であるようにも感じるが、まだまだ研究が進んでいないようで情報量は圧倒的に少ない。仮にリハビリテーションが体系化されてもそういう人たちからはそっぽを向かれるか、もしくは発達障害改善プログラムとしていやいややらされて、『発達障害は治る』なんて時代が来るかもしれず、あまり明るい話題でなくなりそう。


私自身は私自身のスキルを高める上で発達性協調運動障害と向き合い、他の発達性協調運動障害者から色々学ばせて貰えれば良いので、私のトレンドとして暫く向き合っていこうと思っています。


わからなかったことがわかる以上にできなかったことができるって楽しい。その楽しさを追求する中で発達性協調運動障害学んで行くつもり。