最近は心の問題について書くことは減ったね。私の中で興味が薄れたからかな?
自己肯定感の低い人は自己をもっと肯定的に捉えたほうが良い、なんてよく言われるけど、まあそれも悪いとは言わないけど、きっと何も変わらないと思うよ。
今、ウクライナでは悲しい出来事が連日続いている。『ロシアは絶対に間違っている』『戦争は良くない』などなど、侵攻国や戦争自体を否定することは悪くはないが、現実は何も変わらない。私達にできるのはまず現実を受け止めること、次に受け止めた上で何をすべきか考え行動すること。
どんなに悲しいことでもそれはこの世に存在すること。あるものを素直に受け止めること、これを肯定、そう思いませんか?逆に無かったかのように扱うことこそが否定していることではないですか?
自己肯定と言うものも所詮できもしないことをできるできると遠吠ても結果的にできない自分を上書き保存するだけ。できない自分を見ないように、つまり本当の自分を受け入れず否定して虚像の自分にすがるのと同じ。
真の自己肯定とはできない自分をしっかり受け止める、残念な自分の存在を肯定する、そして次に何ができるかを考えて行動する、先述の例と全く同じ対処法こそがより必要なことじゃないかな?
今はできなくても未来にできるかもしれない。だったら未来に向けてコツコツ努力すれば良い。
現実を受け入れるとは現在の自己を等身大に評価すること。未来に現実可能なことがあればそれに向けて一歩一歩歩めばよいだけ。
このあたりのことが理解できれば人生で苦しむこともなくなるんだろうけどこれが難しいんだよね。
自己肯定できない自分をしっかり認めることこそが自己肯定へのファーストステップだと思いんだけど。