先日、約3年付き合った単車とお別れしました。こいつ、私以上の個性派でいろいろ厄介なところがあって、それはそれで楽しかったりもした。


まず燃料計がない。タンクは6Lでそのうち1Lはリザーブ。山中ツーリングはいつガス欠起こすかいつも不安。長距離ツーリングにはちと難がある単車。


排気量は小ぶりなシェイプの割に250cc。高速道路で移動できるようにと手に入れたが、京奈和道を一度走って挫折。高速が伸びない。阪神高速のようなワインドが多いところは良いが、直線が続く高速道路は全く不向き。


それもそのはずで、エンジンは単気筒のキャブ車。高速は伸びないぶん、トルクは強かった。タイヤも大きくサスも効いていて山道は楽しかった。


この単車を選んだもう一つの理由はキックスターターがあること。バッテリ上がりを気にせずにキャンプにも行ける。けど、夏場でもセルでかからないくらいスタートしなかった。バッテリー新品積んでもセルは回るがエンジンは回らん的な。


初年度は1万キロ以上走ったが、その後はアドレスと併用で近場で乗ることはあまりなく、毎月数度またがるために保険料を納める結果に。


もう春に自賠責も切れるし、処分しようか、という結末になりました。


でも、結構キャンプ行ったし楽しかったね。もうこんなドキドキする単車にまたがることはないだろうね。


ありがとう、グラストラッカー、ビッグボーイ。私の記憶に深く刻まれる一台となるでしょう。