数週間前あたりに人間の最大の力について述べたが、それはメンタル的な側面でのこと。今回はフィジカル面から考えてみる。
この答えもまたメンタル面と同じ要素が含まれるらしい。いろいろ研究する中で両足の地面を蹴り上げる力が最も強い筋力であることに気づいた。
メンタル面でも自立性の大切さを述べたと思うが、フィジカルでもまた一人で立つために最も必要な力がそれであるようだ。
PL学園、読売ジャイアンツで活躍した桑田真澄氏もボールを投げる際により下半身の力をボールに伝えるかが良い投手の条件だと述べている。
私自身も野球や空手を通して下半身の大切さを教わってきたが、実は大きな勘違いをしていた。『蹴る力』という言葉の蹴る行為をサッカーや空手の回し蹴りのように足の甲側で蹴る動きだと思い込んでいた。
足の甲で蹴るパターンはドルフィン、バサロやバタ足でも同じだが、足裏で地面を蹴るのは平泳ぎや立ち泳ぎ、前述したボールを投げる行為の他、打撃でもより遠くにボールを運ぶ際に必要。ボクシンも地面を蹴るタイミングで打つとより強くスタミナを消費しづらいパンチが出せるらしい。
もちろん歩く、走るに関しては短距離でも長距離で使う筋力は若干変わるが地面を蹴る力が中心。
空手でもパワー自体は足の裏で蹴る横蹴りや後ろ蹴りの方が遥かに強い。サッカーのキックも蹴り足に加えて軸足の蹴り上げが強いほうがきっと強くけれるように思う。
上記以外にも考えれば考えるだけ出てきそう。
いつも思うがもっと早く気づいていれば‥、と同時にこれから先が楽しみでもある。
地面を蹴り上げる力を鍛えることで様々なスポーツに活かせられそうだし、健康面でも効果がありそう。あ、それからO脚みたいに足が捻れていると蹴る力が弱まってしまうが、逆に蹴る力を鍛えることで脚の形も改善できるみたい。美容効果も強そう。
やっぱり最大の力は自立の力だね。