今コーヒーブレイク中です。


今年もいつも声をかけてくれている保育園でのクリスマスパフォーマンスを午前に終えたところ。明日も同系列の姉妹園で呼んでいただいています。


でもやっぱり子供の笑顔って元気アップするね。


今回はBGMなしでおもちゃ遊びする進行でやってみた。見せようとするんじゃなくて自分も一緒に遊べるように。


グダグダ進行だけどまったりとしていて子供たちと呼吸を合わせやすい。凝った演出もないので場所もタイミングも選ばずにできる。こっちの方が私のスタイルにあっている。


因みに私のスタイルはできる場所であるものでできることをする。究極的にはBGMもトークもないサイレントで道具も一切使わない、それでいて簡単なパントマイムだけのパフォーマンス。皆が拍手喝采しなくて良い。一瞬気を留めてもらえればそれでいい。そんな感じ。


でも、こういうパフォーマンスをするごとに子供な自分に気づかされる。これは私の宝物。これを認識できてから周りから大人だと言われるようになった。


自分を大人びて見せようとする人って子供っぽさをひたすら隠そうとする。だから幼稚さが透けて見えるんだろうね。


自分のなかでは子供っぽさに気づいてからはそれを隠そうとしなくなって、そこから心の余裕が生まれたのだと思う。隠そうとしない以上に出しても良いとさえ思っているのがここ数年かも。


義理人情に熱くいつも落ち着きを持った雰囲気の漂う俳優の高倉健さんは撮影の合間はいたずらばかりしているらしい。そういう茶目っ気さを持ち続けているからああいう大人な演技ができるのかもしれないね。


逆に喜劇の王チャップリンはプライベートでは物凄く気難しい人だったとか。子供な自分を演じられる人ってそういう人じゃないとできないのかも。


やっぱり子供な人が大人で、大人な人が子供なのかもしれないね。