先日は私の感覚では少し尖った表現でアダルトチルドレンと地域性による品の善悪、民度の高さなどについて触れてみたが、皆さんはどう感じただろう?


少しは炎上も覚悟していたが静かなまま、そして予想以上にアクセスがあったように思う。


さて、納得いった人もそうでない人も前回の記事をもう少し掘り下げて進めて行きたいと思います。お付き合いください。


結論から言うと彼らの心の中にあるのは、周りから見下されている、馬鹿にされている、自分は損ばかりしているといった劣等感ではないだろうか?


劣等感の強い人は馬鹿にされたり損得に凄く敏感な人が多い。少し損したり馬鹿にされたりしただけで殊更事態を大きく、混乱させる人が多い。


世の中では皆時折得をして時折損をする。私を慕ってくれる人もいれば見下す人もいる。私自身も他人を尊敬することもあれば無意識に人を見下すこともある。そういうもの。それに一つ一つ噛み付いていては孤立するのは当然だし、自身の身も持たない。


でも彼らはそれをやめようとしない。何故彼らはその地獄から抜けられないのか?


例えば、学力が低い人がいたとする。小学校の1,2年の問題で躓くくらいだったとする。きっと彼らはそれを周りに知られたくないと思うだろう。そんな人は周りから馬鹿にされるのに極端に敏感になってしまうのは仕方がない。


背が低い人や肌の色が黒い人などそれぞれに言われたくない言葉があったりするのだろう。それを受け入れれば気にならなくなるが、受け入れられないからそうなっているのだろう。


私は元々色黒で、今夏は毎週海で日焼け止めなど一切せずに泳いだので東南アジアやブラジル人並に黒くなったが、私にとっては健康的の象徴だったので寧ろアピールポイントのようなものだった。


劣等感とは自身が劣っているという考え方。ひっくり返して言うと他人は優れている、つまり優れている人は容姿や学力や才能などで常に得をしていると考えていると受け取れる。


その考えをそのまま受け入れられればそれはそれで軋轢なく暮らせると思うが、彼らの中で優等な者は不当に得をする悪い奴らという思い込みがあるのだろう。だから一つ一つ噛み付いたりするのだろうね。


政治家の汚職や大金持ちの脱税、芸能人の不倫などを必要以上にヒステリックに騒ぎ立てる人も多く見るが、それらも劣等感からくる行動ではないだろうか?


汚職や脱税は刑事処分を受けるし、不倫は当事者間の泥沼戦争は必至だし社会信用を失いかねない。私が騒ごうが騒がまいがその影響は塵ほどもない。放っておいても彼らは何らかの社会責任を求められる。そんなことにエネルギーを消費するのは私の道理に合わない。


先日民度の低いと紹介した国では芸能人のSNSが炎上して自殺に至ることなども多かったようだが、それもやはり劣等感の人一倍強い国民が多いことが原因だと思いませんか?


つまりは心の劣等感というものが如何に危険なものかがおわかりいただけただろうか?ただし、すべての劣等感が悪というものではなく、劣等感を自身のモチベーションに変えて努力し花開かせたものも多く存在する。


劣等感を受け入れられないことが社会問題に発展しやすいのかもしれない。


あなたの心の底に劣等感はないだろうか?そんなものは絶対にない、という人ほど劣等感の塊のような気もする。あなたの劣等感が自身が気づかないうちに周りとの軋轢を産んでいるかもしれません。一度振り返ってみてはいかがでしょう?