他人の困りごとってありえないことが色々とありますね。困りごとなので盛り気味に話すのは志方ないかもしれないけど、安物の海老天みたいに衣ばっかりで身がほとんどないような嘘って直ぐにバレてしまう。


バラしたところで噛みつかれるのは必至だから私は『あーそーですか!』と騙されたふりをしているが、そんな人の困りごとの相談なんてまともに乗るわけないよね。


皆さんは他人の嘘を見抜けますか?


私は幼少の頃から他人の嘘が肌で判った。しかしそれは自分を苦しめるものでしかなかった。トロイアの木馬の中身を見抜いたカサンドラのように。その呪縛から解けるのに40年もの歳月を要した。


先日YouTuberで北村弁護士が依頼者の嘘を見抜くことも弁護士の仕事だと仰っていた。彼の話しはとても解りやすく簡単に試せるものだった。


何か嘘めかしい話を聞くと必ず疑問が湧く。それを尋ねると、本当のことであれば依頼者はそのからくりを解りやすく説明してくれる。自分が納得できれば依頼者への信頼が高まり、話しを進めやすくなる。しかし、その説明が更に疑問が出るようであると更にその疑問について質問する。それを繰り返すうちに当初の話しと辻褄が合わなくなる。


一つ嘘をつけばその嘘を通すために嘘をつき続けないといけなくなる、そんな経験をしたことはありませんか?


更に彼は、嘘だとわかっても騙されたふりをして質問し続けるそうです。嘘をアバいたところで依頼者との関係が悪くなり、あることないことを喚き散らす風評被害に合いかねない。かと言ってそのような人の弁護を請け負ってもろくな事はない。だから相手が断るまで質問をし続けるそうです。依頼者はどんどん辻褄が合わなくなるので肩身が狭くなり依頼を躊躇するとのこと。


これって、ここのところの私の自助会や相談対応と全く同じだったりする。もちろん、有料で請け負うなら嘘だと判っていても必要な対応はしっかり行います。仕事だしね。でも有料と言った途端に躊躇する人ばかり。有料対応というのは仕事というより自身の生活を守る手段の意味合いが大きい。昔、無料でやった時は自分の生活ができない程の状況になったことがある。深夜でも構いなく毎日電話されたりとかね。


話しが逸れたが、他人に嘘をつく人は他人の嘘を見破れない。自分が見破られると困るから他人の嘘を見破れなくなる。


また、自分の嘘がバレないか常にオドオドしないといけなくなる。視線恐怖症や聴覚過敏な人に自身の都合で簡単に嘘をつく人が多いようにも思える。


最後に、他人の嘘を見抜けない人は、自身が安易に嘘をついていないか見直したほうが良いかもしれないね。