野球に於ける走攻守の中で走塁にはスランプがないとよく言われる。が、しかし、走ってナンボの私にも走ることの調子の良し悪しはある。
本人の調子以上にグラウンド、特に土の状態は本人の調子以上に影響があるかもしれない。
やはり、柔らかい土は一般的には怪我をしにくいと言われるがつま先が潜ったり蹴った土の反発が低かったりで走りづらいしハムストリングスを傷めやすい。
雨で濡れた土も蹴り辛い上にスパイクにまとわりついて重くてスピードが格段に落ちる。自動車も軽いアルミのホイールと扁平率の低い軽いタイヤを履けば加速も大きくなり燃費も向上するが、よく似た状況だと思う。
スライディング時には硬い土は膝を擦りむきやすいが、そちらの傷のほうがよほどマシかもしれない。
今シーズンの私はまるで子供の頃のように膝回りは擦り傷ばかり。でもこれはこれで身体の抵抗力を維持するのにも役立っていると思う。
中学時には陸上長距離で慣らした私だが、野球の走り方は瞬発力や方向転換や背走といった陸上競技では求められない要素も多く含む。
今シーズンはそれなりにできた自負はあるが、来シーズンはこれらの課題にも取り組みたい。
とにかく予定ギッシリの残り1ヶ月を怪我なく乗り切れるよう励みます。