今となってはスポーツマンに見られてしまう私。今年は野球にもかなり時間を割いている。そんなことから強肩の持ち主と思われることもあるが実は肩は子供の頃からずっと弱かった。
肩が弱いと一般的に言うのは遠投の距離が短かったり投げたボールのスピードが低かったりする人のこと。
私ももう10年近く肩の弱さと向き合ってきているが、向き合いが深まれば深まるほど肩以外に原因があるように思えてきた。
初めは腰や股関節の柔軟性の低さが引っかかってきて、それを解消しようとすると膝の硬さが見えてくる。そんなところからも35年以上患った膝痛が大きく改善したが、それでもまだ肩の弱さは残った。
最近では足首の硬さや足の指の自由度の低さに関心が移ってきている。結果から言うと全身をバネにして投げられるのがきっと理想の形で、どこか一部がうまく機能していないから強く投げられないのだと思う。
そんなことでここ数週間は足首の筋肉痛と共に目が覚める。まさにアスリート的な生活やな!
前から感じてたけど、足首が曲がっていない人ってそれだけで姿勢がよく健康的に見える。実際にも健康度が高いのだろう。でもそんな人って年に数人くらいしか見ない。程度の差はあるが私の見立てでは99パーセント以上の人が足首が曲がっているように見える。
大地の上に自身の体重が全て乗る足首が曲がっているとその上にある膝や腰などの関節がバランスを常に取り続ける必要があり大きな負担となる。それが膝や腰、更には肩や首の痛みや変形を伴うのは至極真っ当に思える。
一般的な同年代と比べると長距離、短距離ともに足が速いと言われる私だが、この足首の硬さが解消されると更に伸びるかもしれない。逆に脚力を鍛えたことで足首が固くなってしまったのかもしれないが。
どちらにせよ少しでも力強いボールを投げるための向き合いはこれからも続く。どうなっていくことやら。