今年の春にカヌーを買ったものの結局一度も船を浮かべていない。案外船を水面に降ろせる場所って見つからないんですよね。


そんなのはネットで調べたらすぐ出るだろう、と思って調べてみてもなかなか出てこない。確かに各所でそんな場所は存在するはずだろうが、ネットではなかなか見当たらない。


答えは簡単。自分の知っている場所を安易に人に教えると人が殺到し、一部のマナーの悪い人間が問題を起こし結局は全員が迷惑する、という理由。


これは釣りで考えると簡単。自分だけが知っているただで行けて高級魚がたくさん釣れる穴場、誰だっていい痛いですよね。皆が知ると間違いなく多くの人が押し寄せ、場所の取り合いやゴミ、無断駐車など様々な問題が起きる。挙げ句は釣り人同士だけでなく地元民を巻き込んだ問題となり釣り場は立入禁止となる。簡単に想像できるよね。


やはり穴場というのは自分の足で探し、そういう地道な努力をできる者同士が互いに情報を共有しあい大切に管理していくもの。


誰でも簡単に絶対儲かる無料情報


なんてあり得るわけがないのわかるよね。


世の中には共有することで有益性が増す情報と有益性が薄れる情報がある。私達は普段の生活の中でどんな情報も簡単に入手できるとついつい勘違いするが、先に述べた共有することで有益性が薄れる情報というものは私達が簡単に手にできる外側にかなり多く存在するのだろう。


そんな手の届きづらい情報を入手するにはどうすればよいのか?これまた答えは簡単、先程も述べたように地道な努力を重ねるしかないのだろうね。ある一定量の努力が実った時にきっと周りに情報が集まって来るのでしょうね。


やはり便利は悪、そう痛感する私でした。もしかすると『有益な情報ってネットには出てこない』という情報はネット上に存在する最も有益な情報かもしれませんね。