30歳まで全く泳げなかった私。ここ最近は毎週のように海に通い昨日も1時間ほど海の上で泳いでいました。恐らくプカプカと漂う時間もあったが1km以上は軽く泳いでいるはず。


プールでも念願だったバタフライ100mも達成、4泳法全てできるようになった。


これまでお付き合いいただいている皆さんはご存知だと思うが、私は自分でも疑うほど夢を叶えた。大学卒業時にミュージシャンとラジオ局で働く夢を諦めたはずだった私だが30代半ばでスタジオミュージシャンになりラジオ番組のテーマやジングルを手掛けるようになり、その番組繋がりからFM番組のディレクターを歴任しAM番組のプロデューサー、FM局のexプロデューサーも務めた。おまけに楽曲著作も1曲だけど持てた。


それ以外に少しだが執筆もさせてもらったし、道化師になった後にゲスト出演のような形ではあったがプロの俳優さんに加わってえ演劇に出演させてもらった。


それ以外にも数え切れないほどの夢を叶えた。


何故そんなことができたのか?今振り返って見ると実に簡単。大きな夢を叶える人って小さな夢をたくさん叶え続けている人だと思う。加えて、叶うまでやり続ける人だとも。


これを言い換えると夢のスモールステップ。


私がミュージシャンになれたのも毎日欠かさず練習に明け暮れてテクニックを極め続けた結果、あるプロデューサーの目に止まった。私の場合、音響関係の仕事をしていたので一定の録音技術を持っていたのも大きい。この技術も雑誌や専門書を読み漁って学んだ後にアルバイトから始めた全くの叩き上げ。自宅で何度もレコーディングの失敗を積み重ねた経験が仕事にも生かせれたりその逆も然り。そんな中で遊びで番組パイロットテイクなんかも取り続けていたのが番組ディレクションや放送原稿作りにも役立った。これも自分なりに何度も失敗を重ねたのが血肉となった。誰に聴かせるでもない録音をやり続けたことで演奏技術も録音技術もトーク力もディレクションテクニックもついていったのだと思う。


カメラマンになろうと決めた際にも先輩の機材を買い受けて休みの日にいろんな場所に撮影にでかけた。そんな姿を見てくれていた先輩たちから現場の手伝いの仕事をもらいながら経験を重ねて独立していった。


他人に認めてもらう前に自分が納得行くまで技術を磨く。何度も失敗を重ねて経験を積んでいく。ここがスモールステップ。自分でしっかりと目標を定め、時間がかかっても着実にクリアしていく。ある一定の技術が持てれば必ず一定の評価は得られる。


これは仕事でもスポーツでも楽器でも、きっとどんなことでも同じだと思う。


次の夢を探すのにうんざりした時期もあったが今もスポーツ、音楽、外国語などなど次の夢を少しずつとゆっくりではあるが着実に叶え続けている。


本当に夢を叶えたいのであれば、言い訳や見返りを求めたりなど一切せず、スモールステップやり続ける、その勇気がない者夢を語る資格があるのか考え直したほうが良いと思う。