昨日も二色浜へ。
昨日は天気もよくいつもより水の透明度も良かった。一昨日に足を痛めたので今回はフィントレーニング用にフィンも持って行ってたのでトレーニング以上にレジャー気分で楽しめました。
二色浜は遊泳エリアの一番沖に消波ブロックがあり、そのあたりは水深1.5から2mほどの浅い根(岩場)が広がっている。いつもは根がなんとなく見える程度だが昨日はくっきり見えたんです。
沖縄の海、なんていうと程遠いが岩の隙間を泳ぐ小さなフグやキュウセンがかわいい。グレの子供みたいなのもいた。根魚は見つけづらいけどガシラの幼魚みたいなのも。そしてその中でひときわ立派なチヌさん、もしかしたらチャリコさんかもしれないが、私の真下で悠々と泳いでいる。今回はシュノーケルは持参していなかったので息継ぎをして再度覗き込んだ時には影は消えていたが。
根はゴツゴツした岩肌の部分部分に様々な海藻が貼り付いていて、その海藻の周りや岩と岩の間のトンネルを魚が通り過ぎたり、丸で森を見下ろす鳥の気分。
ペンギンの泳ぐ姿が海の中を飛ぶ様に表現されることがあるが、私の気分はさながら海中を浮遊するペンギンの如し。特にフィンを着けてアタックした際には足だけでグングン進むので、まさに地上を見ながら最高の気分。
後々考えると、競泳用のゴーグルでも素潜りすれば良かったと感じる。一応は水泳のトレーニングのつもりで行ってたのでそう言う発想にならなかった、残念。
そう言えば一昨年頃はスピアフィッシング(素潜りでの銛突き)の計画を立てていたのを思い出した。ま、二色浜で突いてると捕まるだろうから、しっかり計画を立て直してスピアフィッシング、また趣味増えちゃいそう。
更に思い出すことだが、昔、水中カメラマンと番組の企画で対談したことがあるが、彼らから聞く話や実際の映像には本当に吸い込まれそうになるが、実際に自分自身で見る経験は大阪湾のお手軽なほんの入門コースのようなものでも満足度は桁違い。富士山上からの映像を何度見ても実際に登ってみるのとは違うだろうし。
で、改めて海の中ってやっぱり森みたい。豊かな海って沢山の海藻があって初めて成り立つのでしょう。
沖の根の手前はずっと砂地で、そこにも生物はいるが、全然桁が違う。特に根魚(字のごとく根につく魚だから当たり前か?)が。砂地では中表層で恐らくボラの子供らしき大群が私の前を必死に通り過ぎていく。大群をかき分けて泳ぐ私はジンベイザメ気分。
家から自転車で1時間ほどの距離にある海の森の上の飛行。もう、病みつきですわ。
水中で使えるカメラ欲しくなった。