気がつけばカヌーを買っていて、海や湖の探検計画を立てたり、気がつけば登山中に悪路に入り込みサバイバルな遊びをしたり、気がつけばオープンウォータースイムのレースに備えて海でひたすら泳いだり…、気がつけば命がけな遊びにばかり夢中になっている。



映画やスポーツと同じで遊びってスリルがないと面白くない。だからスマホゲームみたいな遊びって私には無関係なんですよね。スポーツも自分が学びたくて見ることはあるけど、他人の勝ち負けってあまり興味がない。スリリングな映画を見るよりも自分が体験できるスリルが面白い。

命懸けってやっぱり最高のスリル。大金を賭けたギャンブルもスリリングだと思うけど、結局は他人相手で人が作った遊びで且つ運任せなところがある。借金を背負ってもすぐに死ぬわけじゃないし。

こんなことを言っていると命知らずな奴と思われてしまうが、そう思われることもやぶさかでないが、命懸けって命の重さを知らないものには実はできないんだよね。

スマホゲームもギャンブルもやり直しが効く。また一からやり直せば良い。でも命は一度失ってしまえばやり直しができない。だからより確実な方法を常に選択しないといけない。何がより安全か自分の頭で考えないといけない。他人の忠告を鵜呑みにして命を落としたって誰も補償してくれない。全ては自己の責任。

だったらそんなことしなければいいんじゃない?

そう思う人も多いかもしれない。でも命懸けな遊びって多くのことが学べる。

まず第一に命の重さをと向き合える。ついつい私達は毎日が普通に存在すると錯覚しがちではないか?命あっての毎日なのに。命の重さを知れば毎日に感謝できる。生きていることに感謝できる。

次に多くの経験が積める。危険と直面することでその後の準備や対処法を学べる。多くの経験を積むことで成長できる。本やゲームで得た知識で災害や紛争の中を生ききれると思いますか?

そして何より、安全に目標を達成したときに得られる満足感は何にも替えがたい。誰にも理解されなくても自身の中に充実感がこみ上げてくる。これこそが私にとっての自己肯定感である。

私にとっての究極の遊び、今後ももっと深まっていくと思います。