このブログでは自立の大切さを何度も説いてきました。そして自立の対極にあるのが依存だとも。


つまり自立の対義語は依存だと言えますよね。


しかし、対義語というのは必ずしも一つでは無いようです。漢検の問題でもある言葉の対義語が複数設定されているものがあります。(もちろん問題としては混乱しないような配慮はされているようだが、)


今回のタイトルもまた依存の対義語として活用という言葉を宛ててみた。と言うことは自立と活用は類義語ということになるかもしれない。


実際に漢検や国語、一般常識の問題の答案として的を得ないかもしれないが、こと福祉や精神自立の過程においては類義語もしくは同義語と言って差し支えないように思います。


〇〇がないと生きていけない

〇〇があると何とかなる


上記の2つの表現は同義的に見えるかもしれないが、片方は〇〇への依存、他方は〇〇の活用と言える。〇〇が無くても別の何かを活用できるのは一目瞭然でしょう。


生き辛さを嘆く者の殆どは上のタイプだと思いませんか?拘りの強さは己の向上を目的とすれば良薬となれど言い訳とすれば依存の道具そのものです。


つまり、あるものの中でより良く活用しながら生きていくことが自立、そう括って問題ないでしょう。


逆に無いものにばかり目が行く人は要注意。結局は何もしない言い訳を繰り返しているだけじゃないですか?


さあ、あなたの周りを見渡して活用できるものが無いか、今一度振り返ってみませんか?