昨日、お世話になっている方デイの人と話していて、やっぱり遊べる人が学べるよね、って話しになった。でもそれを保護者に理解してもらうのって難しい、とも。


現在私は自転車で一泊してのツーリング途中、加太からの帰り道。先程、加太の崎で釣りをしていた子供が釣った大きな鯛を見せてもらった。嬉しそうにその時の状況や仕掛けや、などなどを満面の笑みで教えてくれた。小3にしては釣りや魚の知識も深く、本当に心の底から釣りが好きなんだろうと感じさせる。こんな子は魚の生態だけでなく、潮の満ち引きの原因となっている陽と月の動きから天文学や暦に興味を持ったり、釣り糸のテトロンやフロロカーボンなどから化学分野に長けた才能を発揮するかもしれない。


やはり遊びは学びだ、改めてそう感じる。


きっと遊びから学べない子供が多いのは、そういう遊びから学ぶ大人を見る機会がないのだろう。アインシュタインだってキュリーさんだって、さかなクンも、好きなことをやり続けた人なんだと思うが、それは本の中やテレビの向こうの遠い人、子供にそう思わせているのは大人自身がそう感じているからではないだろうか?


大人自身が遊びきれていない、遊んでいてもそこから学べない、だから遊びは学びの邪魔になるもの、そう箍を括っていないだろうか?


あなた自身が嫌なことをやらされ続けて手を抜きたくなりませんか?子どもたちも同じ、嫌々に勉強させても目を盗んで手を抜く。


遊びが教えてくれる学びの楽しさを知りたいのならごお教えします。