最近リスニングが絶好調。以前なら聞き取れなかったと思われるフレーズがふっと耳に入ってきたり、一つ一つの発音は聞き取れてもスピードについていけなかったようなものもふとイメージできたり。そんな私が最近取り入れているトレーニング方法を紹介します。
それはイメージリーディング。英文をイメージしながら読むことで劇的にリスニング力が向上する。kのメカニズムを記します。
大学生の頃までほとんど本を読まなかった私は、読書をしてもさっぱり意味が解らないことが多かった。文字は目に入るものの、内容が今一つつかめない。そんな私がきっと2〜300冊くらい激読しだした頃からだんだんとイメージができだし、数千冊が積み重なった書庫のような部屋で生活する頃には、ある程度本を読むと幾つかの結論がイメージされ、それを絞り込むように読んでいくと読書スピードがどんどんとできだした。俗に言う先読みでしょう。
先読みができだしてから人との会話が辛くなりだした。先読みできていることを長々と聞くのが辛い。つまり読書でのイメトレをすることでリスニングも格段と伸びたという訳。
これを最近英文でするようにしだした。もっと早く気づいてやっていれば良かった。
因みに私は元スタジオミュージシャン、つまり視覚より聴覚が優位なのだと思う(色彩やデザイン的な視覚は鋭敏と思われるが)。
私にとって圧倒的に苦手だった読解力を鍛えたことで聴覚も鍛えられたのだと思う。そして読解力をイメージ化という、きっとこれも私には得意なことと思われる方法で高められたのだと思う。
実質的には英文ニュース記事をただ読むだけ。大切にしているのは、イメージしづらいところは時間をかけてでもしっかり読み解くというもの。英文ニュースは日本語化されるのに数日かかるのが多いので、少し前の記事を読むと和訳も見れるのでイメージ化しやすい。
今なら米国大統領選後の動きなど決められたトピックスに重点を置くと繰り返し使われる表現も多く、更にイメージ化しやすい。
こんなことを日に30分程度するだけでも全然違うみたい。
ただし、それぞれの程度や特性、目標など環境はそれぞれに違うのでこれが絶対とは言えないだろうが、一つのヒントにはなるでしょう。後は自分で考えてアレンジメントしてください。