今日は朝から介護の勉強。移動、移乗の介護について学んでいます。

介護の勉強、めっちゃ面白いです。身体構造や体幹について凄く学べるし、合気道にも通じるものもありそう。私個人で究めている護身術にも取り入れる部分が多い。

さてさて、老人福祉や介護に於いてはド素人な私なので、その分はご容赦頂きながら進めますが、バリアフリーって絶対的に善なものでしょうか?

世間一般の風潮ではバリアフリーは老人福祉及び身体障害福祉に於いて絶対的なものと見られがちのように思いますが、絶対善、絶対悪はこの世に存在しないと考える私にとっては盲点が見えてしまいます。

例えば、ある高齢者の家庭を完璧にバリアフリー化したとしましょう。きっと安全に守られる中で快適に過ごせるでしょう。ちょっとした段差も無ければ躓くこともありません。

しかし、その人が一歩社会に出ればどうでしょう?高齢者や障害者に住みやすい街造りは年々進歩しているでしょうが、ちょっとした段差ひとつない社会など築けるでしょうか?バリアフリー住宅は高齢者の外出を妨げるものになってしまう可能性はありませんか?

バリアフリーを否定している訳ではありません。先程も述べたように、全てのものに善悪はついてきます。一般的に善と思われるものの中にある悪の存在から目を反らせて良いでしょうか?

同様にユニバーサルデザインと言うものも便利ではあるが、私には不安な部分が多く存在します。ユニバーサルデザインが浸透した世の中が当たり前の社会で育った子供たちは思考できる言語力を持ち合わせるのか?

個人的には平和というものにも不安を感じます。だからといって戦争を肯定するつもりも微塵もありませんが。

世の中の絶対善、絶対悪と言われるものにもう一度目を向けて見ませんか?