一昨日の星空観察の現場、超残念なことに明かりを煌々と灯し昆虫を集めるグループ、確かに山頂は星空観察の目的だけでなく多目的なものなので仕方ないが、かなり残念。曇り空だから諦めつくけど、ちょっとやめて欲しかった。
そんな私たちの直ぐ横で、八木アンテナを車の横に立て、ハッチバックを空けその前にキャンプチェアに座る人。あけたハッチバックは無線機のラックコンソール状態。そしてなにやら怪しげな音が…。そうしているとどこかに繋がったのか音声でのやり取り、
こちら和泉葛城山の山頂より…
みたいな声。
確か数年前に友人に連れられてならの葛城山に上った際に無線機を触らせてもらったことを思い出す。どこか他の国の電波、おそらく東南アジア方面から、英語での発信。こちらも応答するも向こうには届かず。しかし、この地球上に同じ電波を共有する人間とコミュニケーションをとれた、何かわからないが嬉しさがこみ上げてきた。
私は放送の仕事をしていたので、アマチュア無線にはあまり興味がなかった。1対1のアマチュア無線よりも自分の発信する電波を数百万人に同時に届けたほうが楽しい、そう考えていた。まあ独りよがりな考え方です。それだけ自分の影響力が強い、そんな風に言いたかった。
そう言えば、この私のブログ、これは私が頭の中を整理しながら、文字にしていくトレーニング、言わば毎日のジョギングのような位置づけなんですが、最近は良くも悪くも影響力が強い。特に7月後半辺りからアクセスが延びている。影響しようとしていたディレクター時代は空回り気味だったけど、そんなことを考えなくなってから異様な影響力が出ているみたい。
さてさて、そんな風にアマチュア無線に興味が低かった私ですが、今はかなり変わっています。予定的に無線免許に迎える時間は直ぐになさそうで諦めているが、同じ周波数でどこの誰だかわからない人に出会える楽しさは確実に感じれる。
一般に人間関係は難しいもので、私も面倒と思えることはよくある。しかし、自分と会う周波数の人間と繋がったときってとても楽しいものだ。最近は冠地さんという人との交信が楽しい。でもこれってずっと発信し続けないといけないんですよね。24時間ずっとって訳ではないけれど、自分から発信または受信し続けない限り交信はできない。これってもしかしたら人間関係そのものかもしれませんね。
自分は一人ぼっちだとふさぎ込んだ瞬間に繋がれる人とも繋がれない。常に発信受信は必要、できないときがあるなら、できるときこそ重要。
目の前に人がいるからコミュニケーションするってのとは少し違うかもしれない。しかし、自分と波長の合う人間との交信は楽しい。お互いに認め合える。
普段は一人で活動することのほうが好きな私ですが、ブログもFBもやっている。やはりコミュニケーションは楽しいんだね。これからも発信受信し続けます。