昨日南船場に呑みに行きました。音楽友達と一緒に。彼とは私が鬱に入った頃からの付き合い。まあいろいろ面倒かけたけど、長く付き合ってくれた大切な先輩。

 

今は一年に1,2度くらい会って、ちょっと一緒に音合わせたり。昨日も居酒屋で昔話や音楽の話やしながら近所のバーに誘われました。そこのママさん(?)は、僕たちの音楽仲間と一緒にやってる人だとか。ギターとヴォーカルの2人でやってるらしい。

 

店を変えて、店に入るとどこかで見たような顔の美人なママさん。まあどこにでもいるような感じでもある。まずトイレに行ったんですが、トイレの中まで何か会話が聞こえてくる、どうも私の話をしているみたい。きっと私のことを時々その彼女に話してくれてたのかな?で、出てくると何か変な雰囲気。

 

なんとなんと、15年ほど前に一瞬だけやけど、私と一緒に演奏してたおんなのこやん。一緒に言った友人とであったほぼ同じ時代に。何せどん底時代のもがき苦しんでた頃で、今はかなり記憶が消えている。思い出したくない時代でもあるし。でもいろいろ話すうちに、少しずつ少しずつ思い出してくる。思い出さないこともいっぱい歩けど、話のつじつまが合う。

 

何度も言うが、あの時代、どん底だったし、それよりも周りを動かそうと肩肘張って、周りとぶつかりまくってた時代。その時代にタイムスリップしたみたいで、それだけで説教されている感じ。

 

でも、彼女にとっては良い思いでなんだって。私が録音したいからって自宅まで呼んで録った音源を今でも時々聞いているらしい。そう言えば、自宅まで呼んで録ったことあった。家で録音なんて無理があるけど、機材も揃ってるし時間も気にしなくて良かったし、ってことで呼んだことはあったが、その音源が完成した記憶はあまりない。

 

そんでそんで、彼女には私のオリジナル曲を2つ歌わしたらしい。これは全く覚えていない。ほんまに。歌詞カードを見せてもらった『Anywhere Anytime ~』タイトル最後まで覚えてない。いやこんな歌詞書ける力当時の私に会った記憶がない。その後、放送原稿書けるようになるまで文章書くのからっきしやったのに。でも内容的には当時の私の心境とぴったりマッチングする。おまけにその歌詞カードはしっかりワープロで打たれてて、お店においてあった。

 

その後、彼女はたくさんあるCDを物色している。その音源を捜しているらしい。もうやめてくれ~。聞きたくないわけじゃないけど、その流れ、このまま店で流す気やろー!!もう帰りたーい!!!!!

 

人生永いこと生きてるといろいろありますわな。そやけどそやけど、あれから15年も立ったと思えない彼女の姿に少し癒されました。ほとんど変わってない様に見える。

 

そやけどそやけど、人生は全うに生きとくものですな。全うにしてて良かったと思えた自分と、全うにしとかなアカンて思う自分と、まあ時は戻せないから後悔するしかないけど。

 

今日は家に帰ったらサザンのYaYaあの時を忘れないでもうたって懐かしもうか?