最近のニュースは高齢者の交通事故の問題と中高年の引き篭もりに関することが多いんだろうね、ワイドショー的に。見んから知らんけど。
発達障がい関係での啓発をしている私の元にもいくらか相談があります。やっぱり引き篭もりと発達障害は関係が深いということに気付きだしたのでしょう、世間的に。私としては婚活難民と発達障害の関連のほうが今の仕事に活かせれるので嬉しいのですが。
まあ、私の都合は別として、
先日の引き篭もりの人の殺人事件や、引き篭もる息子を殺した親や、そのほかにも聴覚過敏的なおじいさんが近隣住民とトラブルを起こしたり、どれもこれも『アーあー』(溜息)と言う感じで見ています。
みんなみんな、結局はうまくやりたい。本人も周りも。問題なく、みんな仲良しの、そんな良い子ちゃんの社会を作ろうとしている。
これって、学校での教育が大きく響いてるんでしょうね。『みんな仲良く』なんて無理やりやるからイジメ問題は起きてくる。『みんな自分らしく』で良いのに。最近は不登校でもいいじゃない、的な発想が少しずつ根づいてきているが、引き篭もりもある種の権利じゃない。その人がそれで良ければ構わない。もちろん、不登校になれば学習面で就いていけなくなり、社会に出たときに就労で苦労する。社会人の引き篭もりは収入がなくなるのでずっと続けるわけには行かない。
もっともその事態を悪くしているのは、無理やりできないことをできるようにしようとする支援、そう思いませんか?私の仕事スタイルは本人がやる気がなければ支援はしません。もちろん、やる気がない人としっかり話し合いは行い、利用者にとって何が必要かを見つける努力はします。そこで出た答えが就労支援じゃなければそちらを考えてもらいます。仕事の放棄でなく、困っている人が最も必要なしえんをうけられる態勢を整えるだけ。
大人の引き篭もりの場合、最も問題なのは、経済的に支援している親。親のすねをかじられるから事態はどんどん長引く。本人が本当に心のそこから困らないから。
私も現在は母親との2人暮らし。世代的には80/50問題の世代のど真ん中。私自身も過去に引き篭もった経験もある(一応週末の仕事でなんと買いきれるだけの収入はあったけど)。一方では放っておけない問題だけど、一方では本人が気づかなければ変わらない他人事。
私にはできることもあまりなさそうなので、コメントはこれくらいにしておきます。