昨日のイベントで、もうこれでもかと言うほどしゃべりまくったら、頭がクラクラするほど気持ち良かった。
そんな話じゃないねん、今日は。
昨日のイベントは本当に優しいメンバーたちと作ってきたので、「さすがですね」みたいな称賛を多く頂いたが、私自身はできるだけ下手に喋ろうと努めてたんです。
何でかって?その方が皆がリラックスできるから。うまいアナウンスって緊張感が増すでしょ。緊張と開放は使い分け。今回は開放感を楽しみたかったから、敢えてそうしてみた。
モデルにしたのはマーキー谷口。ホンマ彼みたいにアホになりきろうと頑張ってみた。
で、結果は?自分で言うのも何やけど、頑張らんでもアホになれた。そもそもアホやし。もちろんうまさは谷口には敵わんが、アホさは負けん気がする。ドーケ師やし。
因みに、DJテクであるんだけど、人を扇動するとき、共感力がないと人は動かない。共感を得るためには心を開放し周りを肯定しないと悪循環。上から目線で否定的な言葉ばかり投げ掛けるから先生の言うことは聞いて貰えないんだよ。
さてさて、そんな経験から、帰宅後にエーちゃんの映像をたくさん見た。彼の声ってカリスマの塊。あともうひとり思い付いたのがミネフジコ。二人の共通性を探していくと色々見えてくる。
元FMディレクターの分析力は並みじゃないよ。
結果的にたくさん見えたなかで、最も際立ったのが、たった一言の中に強さと優しさが共生していること。ほとんどの人がどちらか一方か両方ともない声。影響力の強い人は両方の要素を持つが、上記の彼らほど明確でなかったりバランスが悪かったり。
強さと優しさって、イコール安心感。ただ強いだけでは怖い、ただ優しいだけでは不安。両方が備わって心が安らぐ。ポジティブになれる。
テクニカル的にその声の出し方は解る。だってプロやもん。でもそれを日常で使うのは無理がある。トレーニングしたところで身に付くのはほんの少しだろう。
結局は本人の器なんだろうね。所詮このちっちゃな私がエーちゃんを真似たところで違和感ありありだろうから。
まあ、わたしゃあ私でアホ路線まっしぐらで行きますわ!
魔性の声には憧れるが、そんなん無理やし。