わが社はやり手の社長のおかげでどんどん新規事業が増えていく。それに合わせて私の活躍するフィールドも増えていく。そんな構図が結構できあがってきてるけど、歓迎される事業ばかりではない。いや、むしろ困った話ばかりで、それをどう進めるかも一つの修行。それにより引き出しが増え、成長の糧となる。

その事業の一つで、ブランドものの子供服のネット販売というのがある。これ自体は良い事業だと思うのだが、ちと引っ掛かる。ブランドという文字。やっぱ抵抗あるよな。

若かりし私を知るものは私がお洒落だなんて大笑いするかもしれない。だけどこの5年ほどはダサいとかセンスがないとか、そんなん言われたことがない。いやむしろ賞賛されることばかり。

派手な格好しててもシックでまとめても、基本的に肯定される。実は衣服の3、4割は女性もの、エエ歳のおっさんがそんなん着ててもカッコええって言われる。

でも、そのt理由は解ってまんねん。ごっつう簡単やねん。道化やって解りましてん。人が笑うような服装でも堂々としてれば人は笑わん、むしろ人を笑わせようとするほどカッコよく見られる。

つまりつまり、格好よく見られようとするからダサくなるんですよ。バカにされる勇気を持てたらどんな服装だってキメれるんです。バカになれる人ほどカッコいい。

逆にバカになれない、つまり格好よく見せようとする人ほどバカに見える。

そんなもんですよ、人生は。

というわけで、ブランドもの着たがる人ってほとんどが格好よく見せたがる人でしょ。自信がないからブランドに走る。ブランド着てたら安心、そんな気持ちがすでにダサすぎ。

因みに私は7割ほどが古着。2割ほどが親父の遺品とか貰い物。新品で買ってるのなんて1割に満たない。ブランドものも中にはあるけど、1000円くらいで買ったのばかりだよ。

あなたが本当にお洒落になりたかったら、自分と真正面から向き合い、恥ずかしさとかそういうものを受け入れないと、ブランドのいい餌食になってしまうよ。これについて学べる場所や本は皆無に近いが健闘を祈る。このブログ以外で私はサポートするつもりはありませんので悪しからず。