ここ最近「腕が太い」と数人から言われた。男としては一般に喜ばれるフレーズかもしれないが、私はそうではない。それは決して太くないから。いや、ぶっちゃけて細い。上腕部分を逆の手の指でつかむとあと数センチでつかめそう、そんなくらいに細い。
なのに何故そんな風に言われるのか?たぶん身体全体が筋肉質、というかこれも語弊があるかもしれない、きっと「贅肉が少ない」というのが正解で、そういうイメージが刷り込まれている人がそんな風に思うのだと思う。
そんな私も、実はそんなに痩せていない。いや、確実に太い、というとまた嫌味にとられることが多いが間違いなく太い。特に下腹が。
おへそ周りとその横の脇腹、ここの贅肉はなかなか落ちない。いやいや、贅肉かどうかわからないが、間違いなく見た目ポッコリです。そしてこの傾向がこの2、3週で顕著になりつつあった。
きっと皆さんも周りにそういう人が一人くらいいるでしょう。痩せてるのに下腹ポッコリな人が。何故あんな風になるのか?私なりに考えてみた。自分の体型と向き合うことできっと何かのボディサインに気づける、そう思って。
ここからは論理を使った仮説ですが理にかなうものだと思うので聞いてください。
結果は腸を守るためにそうなっているのだと思う。ぶっちゃけて言うと腸を冷やさないために天然の腹巻き状態になっていると推察されます。ヨガでも腸を整える、つまり腸を冷やすことを避けることでボディバランスを整えていく考え方があるが、全く同じ。
腸が冷えると代謝も悪くなるし疲れが溜まりやすくなったり下痢や便秘を繰り返す。そういえばここのところの私はかなり便秘ぎみだった。だから腸が膨れてポッコリしていたのかもしれない。
では何故腸が冷えてしまうのか?この答え探しは即答できた。答えは冷たいのみものとエアコン。この2つが無いと生きていけない、何て言う人のほとんどは下腹ポッコリだけでなく全体ポッチャリな人たち。そう思いません?いくら食事制限をしても痩せない、という人もたいていがこのタイプ。
いつも言うけど、健康的な体型は食事量とはほぼ無関係。健康状態の高い人ほど健康的な体型になる。そのために最も必要なことは運動量よりも腸のケア。腸が傷んでいれば何をやっても無駄、というより更に腸を傷めて余計に酷くなることが圧倒的。
この事に気づけた私は冷たい飲み物を敬遠し、なるべくアエコンの効いた部屋から逃れて、夜も腹に布団をしっかりのせて、そんな生活を今日で4日繰り返した。するとやはり調子がよい。脂肪は直ぐに燃焼しないだろうが、腸に貯まっていたものはかなり出せた。少しお酒の力も借りたが。
やっぱり皆がエアコンをガンガン使いだした、そのタイミングで私の腸の調子が悪くなりだした。もうホンマに勘弁して欲しい。平気で24度設定などしているなんてあり得ない。
巷では受動喫煙という言葉を知らない人はもういなくなったかもしれないが、これからは受動冷房被害何て言う言葉が当たり前になってくるかも知れない。いや、間違いなく私は受動冷房被害に心底苦しんでいる。早くこの言葉が根付いて欲しい。