先日、異動の打診を受けました。現在通うA型事業所から同社のB型へ。
我が社は本年の3月よりM&Aで母体が変わりました。それを3月1日に突然に当たり前のように聞かされたときは驚きで開いた口が塞がらないほど。周りの職員たちは不安に怯えていました。
あれから約3ヶ月、それまで以上に皆、伸び伸びと働いています。そんな中での突然の異動。少し構えてしまいました。
でも、今回もまたジャストのタイミングで機会を与えられたのでしょうね。これまで避けがちだった知的障害者とのコミュニケーションを真剣に考え出したタイミングだったし、これまでお世話になってきた障害児のデイケアの遠足の撮影でもまた大きな学びと課題を授かったし。
それでも今回の異動は私自身が望むこともないほどのものだった。福祉業界でいうサビカン(サービス管理者)に向けてのもので、勤務時間も増えて、遊ぶ時間の確保は厳しくなるが、それ以上にやりがいもある。
おまけに職場は家からバイクで20分ほど(今は45分ほど)。泉北ニュータウンの閑静な街の中で、自転車出勤してもシャワー付きで勤務前に汗を流せそうだし、勤務の前後でも超地元で色々とアクティブに動けそう。
そして、今回話したいことはこれから。4年前に利用者として入った企業で半年前に職員になり、今回は近未来に向けてのサビカン見習い。これまで、利用者からサービス管理者に同一企業でなった人など日本にいるのでしょうか?またひとつ、魁としての使命をいただいたように思っています。
私の人生を振り替えれば、裸一貫から番組プロデューサーやコマーシャルソングのレコーディングなどなど、成り上がるという意味では差ほどの意味がないかも知れないが、これまでは奪い取るような仕事で周りとの軋轢がどんどん深まるものだったが、今回は与えられ続けているもので、私から望んだものではない。その分だけ軋轢が感じられない。
ただし、物事はそう簡単に思うようには運ばない。思い通りにならないのが人生。そしてそこから真の学びを得ていくもの。
これまでお世話になった先代の社長にも大変に可愛がってもらったが、新たな環境でも大きなチャンスに恵まれました。感謝して励む所存です。