スラッと長い足の上に丸いお尻、ついつい目が行ってしまう。男の性か?やっぱり一番最初に目がいくのはお尻、ヒップファースト、ってそんな話しじゃありまへん。いつもの体幹の話し。
野茂英雄のトルネード投方は振りかぶって背中をバッターに向け、そこからお尻がぐっとホームベース側に突き出てくる。村田長治のまさかり投方も同じ。お尻が最初に動き出す。これがヒップファースト。プロの投手なら程度は違えど全ての選手が体得しているでしょう。
この話題に行き着いたのは私の肩の痛みから。右肩の故障の話は以前にもしましたが、その後ぐんぐん痛みは引くものの完全に痛みが取れるところまでいかない。いろいろ探っていくうちにヒップファーストに行き着いた、と言う訳。
ただ、ヒップファーストと言っても野茂をただ単に真似しても全然意味がない。実は、ヒップファーストの動作の中で骨盤の使い方をしっかり理解することが必要。骨盤がしっかり割れた状態を作り出すと肩甲骨の可動域が格段に広がる。この状態で腕を振れば今まであった痛みが全然出なくなる。加えて左肩の張りも消えていく。これまでは右腕を強振すると左肩がよく張っていたのに。
でも骨盤の割れが不十分だから直ぐに股関節が疲れてしまう。
そんなことで昨日はかなり意識してヒップファースト骨盤割りをやってみた。今日は撮影仕事だったけど、時折やってみた。どうやら私の腰はガチガチに固まっているみたいで直ぐに思うように割れないが、それでも十分くらいの効果は出つつある。
これまでずっと右足の付け根の固さが問題だったけどこれでようやく対策法が見つかったのかも。
ここでまた新たな目標が浮き出てきた。それは左右両方の腕で時速100キロ越え、できれば右はプラス10くらいで。なんかちょっと行けそうな気がする。直ぐには無理だろうが、今年中くらいには。
まあとりあえず腰割りでいろいろ身体が楽になりそうなんで毎日励みます。