子供の頃、自転車の運転に躓いた記憶はありませんか?何故倒れずに自転車が乗れるのか、不思議に思ったことはありませんか?
一旦乗れるようになるとそれが当たり前になってしまう、左右に倒れないメカニズムを完璧に理解している人などほとんどいないだろうに。
人間は論理的に理解できなくても反射的に、または感覚的に、時には本能的に身体を使うことがあります。このときのバランス感覚や運動センスを司るのが小脳だそうです。
小脳は論理性にそれほど強くないそうですが、経験値からほどよい感覚をつかむのが得意だそうです。
ここのところの私はジャグリングやスポーツにはまり放しですが、身体や道具の使い方を論理的に理解しても身体が思うように動いてくれないことばかりです。皆さんもそんな経験は何度もしているでしょう。
私自身は自分で器用な人間だと思い込んでいましたが、ここ最近は自分の運動神経の鈍さ、バランス感覚の悪さに落ち込む毎日です。やはり私は感覚より論理優先なんでしょうか?自分では感覚優先で、その感覚の微妙さを論理的に解いているように思うのですが、…。
何はともあれ、現在の私は大脳新皮質と小脳が活発に向き合っているようです。ついつい論理優先な大脳側が小脳をコントロールしがちになりますが、無理矢理押さえ込もうとすればするほど結果が伴わないのは百も承知。どんな風に小脳を理解すればよいのか、ここに苦しんでいます。
毎日毎日、ほんの少しずつですが、確実に目標へと近づいています。毎日パニック寸前まで小脳を追い込んで頑張って貰い中です。まだまだどんな風に向き合えば良いのか判りませんが、取り敢えずは一所懸命な毎日を積み重ねます。