今日は朝の食事会でであった人とツーリングの話で盛り上がりました。

 
やはり二輪のツアラーは自由人と言うか、風来坊的と言うか、気ままが好きな人が多い。行き先もペースも自分次第。気の向くままに自由自在。
 
だけど一方で全てを自分で背負わないといけない。どんなトラブルがあっても自分で対処するしかない。山でバイクが故障しても熊に教われても、どんなに暑くても寒くても自分で乗りきるしかない。
 
不便を楽しむ、とよく言うが、それくらいの根性がない人間はやめた方がいい。八つ当たりできるものがないから。
 
旅先で不便なことや困ったことをたくさん経験すると日常の当たり前の便利に心から感謝できる。多少の不便を愚痴ることもない。
 
結局は自由でいることは依存しないこと。自分のことは自分でやる。だから誰にも干渉されずに済む。他人の依存にいちいち応える必要もない。
 
ある知り合いの困った君は自分が帰宅したときにご飯の準備ができていない母親にキレて許せないと相談したことがある。一方でその母親の小言が多いからやめさせたい、とも言ってきたことがある。
 
変だと思いませんか?自分は母親に依存しておきながら母親の依存は許せない、そんなことしてたら親子仲上手く行く訳がない。
 
私もこの年で母親が食事の準備をして貰っていますが、本来は自分ですべき認識があるので必ず感謝を必ず伝えます。時々は母の帰りが遅いときもありますが、本来は自分がすべきことなので自分で作る、またはスーパーに買い出しに行くようにしています。もちろん母と行き違わないように連絡をとって。バッティングしちゃうとご飯が余っちゃいますから。
 
家庭で上手くいっていない人の多くは母親は食事を作る人だと思いこんでいるみたい。また、母親自身も義務だと思い込んでいる人も多く、そんな人ほど伴侶や子供への依存も強くなり勝ちなようです。だって毎日無償で家政婦業をしていたら何かの報酬は欲しくなるのは当然。それを見返りとして求めてしまうので供依存になるのは当然ですね。
 
因みに先程の困った君は家に食費など全く支払っていないそうです。なのにゲーム用のグラフィックボードを積み替えたパソコンを買い換えたんだそうです。そら母親の小言が増えるのは当然や、私は瞬時に思いました。
 
さてさて、話が逸れてしまいましたが、ま、いつものことか?自由でいることは依存せずに依存させない、まさに自立しているからできることです。二輪やキャンプだけがそれを学ぶツールではありませんが、多くを教えてくれることは確かです。
 
自分のことは自分でやる、だから自由でいられる。先ずは自分のことを自分でやりきる覚悟を持ちませんか?あなたの周りの当たり前が感謝に変わりますよ。