人間関係でうまくいかない人、家族関係であれ友人であれ職場や学校であれそういう人はほとんどが寂しがりやではないでしょうか?

 

人間は寂しい感情に浸ると、それを何とか紛らわそうとしたくなるもの。しかし、そんな時にほとんど良い結果が得られないと思いませんか?

 

寂しい気持ちを誰かにわかってもらいたい、そんな思いで誰かと話したって嫌がられるのは当然。だって、自分の寂しさを紛らわせるために誰かを利用しているだけですから。一人でお酒を飲みに行っても結局は寂しさを紛らわしたい気持ちが承認欲求としてついつい不必要なことを引き起こしたりする。

 

つまり、寂しい気持ちを紛らわそうとする行為はほとんど周りの迷惑になるだけ、だから人間関係がうまくいかないんです。私自身も過去を振り返るとかなり大きな失敗を何度もしています。

 

結局は寂しい気持ちをわかってほしい気持ちを他人に求めるから問題になる訳で、自分自身が寂しい気持ちをしっかりわかってあがるといいと思いませんか?

 

そうです。寂しい気持ちを紛らわせるのでなくて、自分自身で噛み締めると全く世界が変わります。それができる人が背中で語れる人ではないでしょうか?

 

結局のところ寂しい気持ちはどうやっても消えるものではありません。だからといって周りを巻き込んで迷惑をかけても何も変わりません。悪くなるだけ。自分の気持ちに嘘をつくのではなく、寂しいなら寂しい、その気持ちに真正面から向き合ってみる、他人を巻き込まない、自分で噛み締める、これがきっと心の成長に繋がるんでしょうね。

 

世の中には『寂しいから』を言い訳に、いや、大義名分に周りを振り回している人が大勢います。一昔前のサスペンスドラマもこれを理由にお金を騙し取ったり殺人したり、ホンマ迷惑な犯人が多く描かれました。

 

『寂しいから』の後にはほぼ必ず『解って欲しかった』と続きます。わかって欲しい気持ちを自分自身で解ろうとしなければそれこそ大変なことになっていきますよ。

 

もう一度繰り返します。寂しさは紛らわすものでなく噛み締めるもの。しっかり心に留めおきなされ!