自助会でよく聞く言葉「できない」「無理」。できない内容はその人その人によるが、あるある的なものからやりたくないだけでは?と耳を疑うものまで様々ですね。
こういう言葉を繰り返している人はほぼ全て職場で孤立ぎみになっています。もしくは周りからの信頼を失い失職中だったり…。
仕事は自分の意思も尊重されるが、雇う側もその人の能力に合わせた役職と役割を与えます。何でもかんでも「できません」「無理です」では「じゃあ何しに来たの?」となりますわな。そしてそんなこんなを繰り返していると誰も信頼してくれなくなるのは当然。それを「誰も解ってくれない」となると孤立するのは当然では?
世の中の99%の人は自分の希望の仕事に就けていません。嫌なことでも誰かがやらないと仕事が切り盛りできないことはどの職場にだってあります。みんな嫌々でも必要だからやっているんです。そんな人たちの前で上記の言葉はもはや『喧嘩売ってるのか!』ってなりますわな。
逆にそういうことが進んでできる人が信頼されるのですが…。
だから、私はせめて『苦手である』と伝えるように勧めています。そしてその内容の説明も。
まず気持ちが前向きなのかそうでないのか?やりたい気持ちはあるが失敗するかもしれないと思うのならそう伝えると相手も考慮してくれます。それでも構わないと言われれば一所懸命やればいい、失敗したって過度に責められることはありません。どうしてもやりたくないなら代価案を出してみる。皆が嫌がる別のことで自分ができそうなことを提案してみるも良し、得意なことで他人の倍の成果を出すも良し、ここは互いが気持ちよく同意できれば良い訳だから一緒にそこを探せば良い。
世間一般から見れば、発達障害者の「できません」はただのわがままにとられかねません。合理的配慮を盾にとるなら、何故できないのか、どうできないのか、をちゃんと説明することも多数への合理的な配慮ではありませんか?
今日は厳しく忠告します。安易に「できません」「無理です」を繰り返すとあなた自信が孤立するだけでなく、他の障害者への迷惑になります。あなたの言動で発達障害へのイメージが変わります。
無理矢理苦手なことをしろと言ってはいません。ちゃんと苦手なことを説明しないといつまでたっても信頼されないよ‼