昨日はプールに行きました。昨日もなんかやっと泳げるようになったような、そんな風に思える一日でした。

 

息継ぎするときに上手な人は肩が水面から高く出て顔をあまり上げずに楽に息継ぎしてるんですね。どうやったらそれができるのかを知りたくてプールに行って泳ぎの得意そうな人を見つけては遠めにずっと観察しながらヒントになりそうなものを見つけるとそれを試す、の繰り返しをしています。

 

なんで、最近は泳いでいる時間と観察している時間が同じくらい。周りからは不思議そうに思われているかも。

 

因みに、参考になりそうな人がいないときはあまり上手そうじゃない人のどこが良くないのかも観察しています。その人が良くない部分を見つけると私自身も同じところがないか気になります。そうやって自分のフォームをチェックするようにしています。

 

行きつけのプールは撮影禁止なんで仕方ない。撮影禁止のプールは多いですからね。

 

実はこの周りを観察しながらする練習は自助会でも実践できます。というより、自助会でのやり方を水泳に応用したと言う方が正解かもしれません。

 

自助会では様々な悩みが寄せられますが、何故その人がそんな状態になっているのかを考えるといろいろ学べます。そこから自分自身を振り返ることもできます。うまく行っている人もそれ相応の理由があるだろうからそれを探すようにすれば自分に必要なものも見つかることがよくあります。

 

私自身はこの方法をライブハウスで学びました。もともと音楽活動をしていた私は機材の勉強をかねて音響の会社で学んだのですが、その後に縁があってライブハウスのチーフオペレータになりました。それまで音響の会社ではホテルのディナーショーなどのプロの演奏ばかりのオペレーションだったのですが、ライブハウスではほとんどがアマチュア。その両方を経験できたのは私にとって大きな財産でした。アマチュアミュージシャンたちからはアドバイスを求められることも多かったのですが、そのアドバイス自体が私の視野をどんどん広げてくれたようにも思います。

 

そしてそして、アマチュアバンドを見て学んだこともあります。熱狂するバンド、人が集まるバンドって案外演奏がうまくないことが多いんです。実際に人気が出るバンドは演奏の質よりも他のファクターがあるのだと、とてもインパクトの強い学びでした。

 

そんなこんなで、自分と同じような境遇や近い価値観を持つ人をしっかり観察すると学ぶことが多くあります。

 

人生闇雲にやれば何とかなる、と思ってなりふり構わずにやるときもありますが、リサーチすると本当に簡単に見えることが多いんですね。

 

そんな意味で自助会は本当に勉強になっています。

 

今週末は私の担当自助会、今回もしっかり学ばせていただきます。