寅さん風に言ってみました。

凸凹はつらいよ!

前にリア充を快く思わない心理について述べましたが、充実した毎日を送ることは一部の人の反感を買いやすいようですね。確かに同じ障害で色々努力しても上手くいかないともがいている人には認めたくない気持ちが沸き上がるもは理解できます。私も20代30代は本当に苦しかった。命よりも大切なかけがえの無いものまで失った。でも、だから今があるんです。全てを失うと楽になります。失うものがないことは背負うものもないことと同じ。

もがいている者は捨てられないから苦しむ、私の目にはそう映ります。あれもこれも手に入れようとするから落ちていく、そう感じます。

まあ、反感を感じる人がいることはある意味では認められたことと同じかも知れませんね。今は私以外にもそういう反感仲間??がいるので気持ちも楽なものです。

映画「寅さん」シリーズの車寅次郎は革の鞄一つで気の赴くままに生きる流離い人。みんなそう言う生き方に憧れるんですよね。でもみんな背負うものがあって、それを捨てられない。でも寅さんは自由に生きながらどこか寂しげ。顔にはでないが背中にその哀愁が見え隠れ。

きっと寅さんは心に大きな悲しみを背負い、それをしっかり受け止めて生きようとしている。だから男はつらいよって心に落ちるんでしょうね。

でも、見えない人には見えない。寅さんは自由で気ままで良いよな、あんなに楽に生きてみたい、ってこれって憧れでもあり反感でもあり、そしてある意味で見下しですよね。

まあ、私は私の人生を一生懸命生きます。私ができるのはそれだけ。それを誰がどう評価しようがご自由です。叩きたいならお好きなだけどうぞ。叩いた分だけどんどん落ちていくだけ、それもその人の人生。

どのみち人生は辛いものですから。