身体の使い方の話です。

つい先日、ボールを投げる肩の動きがクロールの水をかく動きと類似していることが解りました。泳ぐ際は水をかく手にばかり意識がいくのですが、水面から出ている腕でボールを投げるように前につき出すことで、推進力が高まります。逆にボールを投げる時は、引き手を後ろに押し出すようにすると球に勢いが出ます。

本当に不思議。

そしてここからは今日気づいたこと。私はクロールのバタ足が苦手なのですが、色々調べると足の位置が水面付近にあった方が良いとのことなので、そのために頭を下げてお尻をあげようと考えました。

ピアノでは第3関節(拳の部分)をできるだけ高くキープした方が指が自由に動くことを最近知ったのですが、この第3関節と同じように腰をあげると良いと考えました。

やってみると、バタ足が嘘のように進む!この調子でクロールをやってみるとこれまで結構苦しかった息継ぎも楽チンなんです。ただ、身体が慣れていないのでこの体勢をキープするのは結構辛い。やはりこれも体幹の弱さなんでしょうね。

お尻を水面付近にあげると本当に水の中をスイスイ進める、まるでイルカみたい。イルカの身体が三日月のようになってるのはこういう意味があるんでしょうね。

手をかく時も、浮かせた腰を更に持ち上げるような、そんなイメージ。掌に身体全体を乗せるような感覚。この動きが慣れたらホンマに楽しいやろな。

そんでその後に野球の練習。プールで得た感覚を投げる動作に活かしてみようと…。投げるボールに腰を乗せるイメージで投げてみると軸足がグッと延びてリリースポイントがめちゃ前で投げられる。ビックリ‼ただしこちらも長続きはせず。身体ができてないんですね。

ただ、体幹の鍛える部分はこれで明解になったんで後は毎日繰り返すだけ。地道にやれば確実に結果になるはず。

まあ、最近の私はこういう楽しみの中で生きています。こういう気づきはほぼ毎日何かあります。身体の使い方が上手くなるだけでなく健康にもなるし、身体がどんどん締まって自分で言うのも何ですが3年前と全然違うシルエットだし…。あと、怪我もしなくなるしね。

そんなこんなで今日はめっちゃめっちゃイルカ気分です。15年前は25メートル泳げなかったんですよ。こんな日が来るなんて夢にも思わなかった。

明日は壁打ち予約したんで、今晩はイルカサーブを思案してみます。