経済やビジネスには全く興味のない私が投資の話などできるわけ無いですよね。



そうです。そんな話ではありません。





まだ社会に出て右も左もわからずに失敗しまくっていた私は27歳の壁に怯えていました。



いつからそう思うようになったか判りません。しかし、人間は27歳を超えると頭が硬くなり、新たなチャレンジができなくなると、私の頭に強く刷り込まれていました。何の根拠もなく。きっと、子供の頃に見たテレビ化何かの影響だと思います。



そんな私が27歳を迎えたのが、ホテルの音響室で働いている頃でした。そのころもコミュニケーションでトラブルは多かったのですが、専門性の高い職種であるため私と話が合う人も周りに多く、それ以上に初めて仕事に面白さを感じている頃でした。



27歳以降は頭が強くならないと信じていたので、最後に音響の勉強をしなおして見ようと思ったことから私の人生は変わりだしました。相変わらず人間関係では悩みましたが、仕事のスキルについてはどんどん伸びていくのが自分自身で解りました。



それから後は、やはり頭が硬くなるとは信じていたものの、なんとかそれを食い止めるとか硬くなるのを少しでも遅らせようと、必至で勉強しました。そして、30歳を迎えた頃には自分の努力は必ず夜に認められることを知り、同時に自分の頭が主観的ですが以前より柔軟になったように感じていました。



そんなことから、学ぶことにはお金を厭わなく使うことを心がけるようになっていました。特に、本に関してはどんなに高いものでも、その中の1ぺーじ、いや1行でも気になるものがあれば片っ端から買いました。ちょうどその頃に近くにブックオフができたので家の中に本が平積みされるようになりだしました。



当時はバブル崩壊から数年が経ち、住専問題などで金融不安な社会情勢で、貯金が危ないとか投資が回収できないとかそんなことが言われていましたが、私は迷わず自分自身に投資することが最も安心だと言い切っていました。その理由は以上のことそのままです。



自分が学べば周りの信頼を得られ、信頼が増せば責任あるポジションが与えられる、責任あるポジションになればその中にまた学ぶべき興味があり、その興味を満たすためにまた本を買って学ぶ。



これこそ、最強の投資回収スパイラルではないでしょうか?



世の中での投資というのは全く他を宛にしていると思うのは私だけでしょうか?勝ち馬に乗りたい気持ちをわからなくはないですが、それは馬が勝つのであって自分が勝った方が楽しいと思います。まあ、勝たなくても競える事自体が楽しいとも思いましが。



現在の私も、これまで以上に投資中です。自分への投資は失敗しても自分に残ります。



まだまだ、自分への投資、やめるわけには生きません。